(夏!夏!夏!@常願寺川橋梁)
家族を連れての越中富山旅。イベントの合間にクルマを止めて、線路っぱたに三脚を立てる時間を取らせてもらう事も(笑)。地鉄撮影の有名ポイントである常願寺川の鉄橋は、冬ならば遥か立山連峰を望む眺望の地ですが、今日は夏らしいモワッとした青空と入道雲。片持ちポールと門型ポールの架線柱が混在する鉄橋で、場所を選べば架線柱にかからないスッキリした形で車両が抜けそう。そもそも不案内な撮影行の場合は、障害物が少なくて河川敷に車を止めやすい大きな鉄橋に行ってしまうのが一番手っ取り早いですよね。
夏雲に背中を押されるように、地鉄の中でも古株グループに属する14720形14722+172のコンビが常願寺川の鉄橋をかっ飛ばしてきました。14760形が裾絞りのスマートな車体なのに対して、この形式は裾がストンと一直線に落ちるタイプ。14720はもう1編成カボチャ色のコンビがいたんだけど、何年か前に立山の駅で電気火災を起こして廃車になっちゃったんだよねえ。
夏の日差しにフロントマスクをギラリと光らせ、アルプスエクスプレスこと旧西武レッドアロー16010形。アルプスEX自体は土日の運行で、平日はサハ抜きの上で普通列車に充当する事が多いそうなのだが、この日は3連のまま普通電車の上市行きに充当されていました。地鉄の車両は特別な車両でも普通電車に使用される際は座席指定券がいらないので、乗り得な列車ともいえます。
カボチャ2態。元京阪の10030形と地鉄プロパーの14760形、どちらもカボチャの新塗装。どうでもいいがこの上がオレンジっぽい黄色と下が青緑と言うのはどういう色彩センスしているのかと(笑)。なんか南米とかアフリカとかの国旗にありそうな組み合わせだよな。コートジボワールとか。
こちらは前日に撮影したドッピーカンの片貝川を渡る14760形カボチャ。ちなみにカボチャ色への塗装変更については順次進めて行く予定であったそうなんだが、途中で頓挫しているトコロを見ると必ずしも好評と言う訳でもないらしい(笑)。そらそうだ。絶対ホワイトに赤とグレーのラインの地鉄のオーソドックスな塗装の方がカッコいいもの。