青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

富山未来予想図

2018年10月03日 17時00分00秒 | 富山地方鉄道

(すっかりお天気@富山駅前)

五百石の駅で思わぬ寄り道をしている間に、あっという間に天気が回復した越中路。昼飯を食いがてら稲荷町の駅から市内電車・バスのフリーきっぷ(600円)を買って富山駅前まで出てみました。すっかり富山の中心街の顔となったセントラムが、富山駅前電停を出て行きます。富山市の「路面電車南北接続事業」により、平成31年度には高架の駅の下を通って市内線の線路が北側の富山ライトレールと接続される見通しです。


駅前通りから、頻繁に富山駅前電停へ出入りをする市内線の電車。南富山方面・大学前方面ともに駅前電停に立ち寄るルートへ変更されているので、ものの15分も見ていれば市内線を走る車両の大半は見れてしまうのではないだろうか。それにしても朝方の雨が埃を洗い流したのか、秋の富山の素晴らしい青空である。電鉄富山駅の入る富山エスタをバックに出て行く8000形の南富山駅前行き。


周りを歩く観光客も、駅前を行き交う市内電車にカメラを向けている。プレスドアもレトロな7000形が交差点に出て来た。後方に見える富山地鉄ホテルに宿泊し、電鉄富山駅に出入りする電車を眺めながら2Fのラウンジで朝食バイキングをゆっくり食べるのが至高の富山の朝だと思うのだがいかに。


富山駅前を行く環状線用のセントラムこと9000形。富山ライトレールと接続された暁には、岩瀬浜から富山駅を通って環状線を一周し、再び岩瀬浜方面へ戻って行く運用になるそうで。そうなると地鉄車とライトレール車の共通運用になるのかな。ライトレールのTLR0600型(ポートラム)とセントラムは共通設計になっているのと、ライトレールの運転士の殆どが地鉄の軌道線経験者の出向で賄われているという現状からも、特段乗り入れの障害はなさそうですね。


ちょっと気の利いた海鮮モノでも食ってやろうかな。なーんて考えていたのだが、なんのこたーない路面電車を見てたら時間無くなっちゃって、昼飯はいつもの立山そばをズズーッと啜ってまた稲荷町へトンボ返りしてしまった。さっき沢中山で見送ったDDEは午後のTY運用に備えて稲荷町でお休み中。隣にいる10020系は…今日は動かないのかなあ。休日だしね。休日はいつもこの定位置にいて静かにしているのが10020の印象。前回平日(夏休みだったのでね)の富山で動く10020を見たときは感動したもんですが。
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