(それでも春はやって来る@勝沼・甚六桜)
1ヶ月半もつらつらと富山の話を書き連ねていたのだが、だいたいが予約投稿だったので、ここに新しい記事を上げるのも何だか久しぶりの事になる。2月上旬の真冬の富山の写真から、場面はガラッと変わってすっかりこのブログではおなじみになった感のある勝沼の甚六桜。ここのところ毎年のように見に行くお気に入りの桜である。甲府盆地に春を告げる青空と桜を見ても、どうにも何だか気持ちがずっとザワザワしていて落ち着かないのは、彼の国の戦乱のせいか。まかり間違えば人類の存亡すら左右しかねないきな臭さと意味不明な侵略を企てる人間の愚かしさ、世の中で一番恐ろしいものは人間だという事実を改めて実感してしまうのである。
人間が争っても血を流しても、時間の流れの中で季節は巡り、花は咲く。
今年の桜は、何だか憂いを帯びた、悲しい桜です。
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