青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

如月/房前・吉ヶ原

2020年12月08日 17時00分00秒 | カレンダー

(如月・房前の鼻を巡る@高松琴平電鉄志度線・塩屋~房前)

1月の終わりから2月にかけて、泊まりがけの2泊3日で高松・岡山と遠征をして来ました。今のところ宿泊を伴う遠征はこれが最後だなあ。横浜の天理ビルの下から高速バスで出掛けてった讃岐路で、初日・2日目にかけてことでんを満喫。独身時代なら、こんくらいの遠征なんてひと月に一回くらい出来たのかもしれないけど、所帯を持っているとなかなかねえ。最近は23号を皮切りにしたレトロ電車のラストランあり、元京急700系の京急カラーリバイバルありとマニアの琴線をジャラジャラとハープのようにかき鳴らして来ることでんですが、この時は特段のイベント事もなく、普段着のことでんの姿をたっぷりと味わう事が出来ました。夕陽差す塩屋の房前の鼻を廻って来る志度線801号。

3日目は瀬戸大橋を渡り、岡山駅前からバスを3回乗り継いで旧・柵原町にある「柵原ふれあい鉱山公園」へ。片上鉄道保存会の皆様により、平成3年の廃線以降も同線の吉ヶ原駅を中心に往時の気動車たちが動態保存されています。この日は2月の運転会の日だったんですけど、新型コロナの影響によって3月以降の運転会は開催されないまま。結果的にはコロナ禍前最後の運転会となってしまいました。もうこの運転会には・・・簡単に言っちゃえば「古き良き鉄道の時代」とか「昭和のノスタルジー」という事なんですけど、車両や駅舎の「モノ」以上にそこに関わる「ヒト」が輝いていましたねえ。保守管理、運行、駅務、保存運転に関わる方々の姿の中から、黄福柵原駅にいた金のラインの帽子が凛々しい駅長さんのひとコマを。凛とした、その背中に惚れました。


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