奈良の社寺などで催される年中行事は、奈良市観光協会公式HP(トップページ)の行事・イベントカレンダーや、ええ古都なら(南都銀行提供)のイベント情報でチェックするのが便利だ。新年の行事で忘れてはいけないのが、「初えびす」である。観光協会のHPにも
1月5日 南市の初戎/恵比寿神社 7:00~
1月5日 初戎祭/率川神社 9:00~14:00
奈良に来た当初、初えびす(えべっさん)が5日と聞いて驚いた。今宮戎を筆頭に、初えびすは1月10日だと思っていたからだ。実用日本語表現辞典にも《初えびす 正月10日に行われる、えびす神を祀る祭礼。年初めに縁起物を買い求める場として各地で賑わう》とある。しかし、全国的にはわりとマチマチに行われているようだ。名古屋の熱田神宮も1月5日だ。奈良県下では、桜井市の三輪が2月5~7日、宇陀市の古市場(菟田野)では2月7日、大宇陀では2月8日、榛原では2月10日となっている。
南市恵比寿神社(奈良市南市町)の初えびすについては、すでに鹿鳴人さんがブログで詳しく紹介されている。
毎年、年初めの1月4日宵恵比寿、1月5日本恵比寿は奈良市南市町のえべっさんです。例年多くの参拝でにぎわいます。もちいどのセンター街では初売りということで恒例の5日12時スタート、甘酒とあめ湯の振る舞いも行ないます(好評ですので1時半くらいで例年予定終了になります。お早めにお越しくださいネ)。
しかも、会津八一が南市恵比寿神社の初えびすのことを歌に詠んでいるのだそうだ。
会津八一の「自註 鹿鳴集」を読んでいると、会津八一もこの恵比寿神社のえびす市の事を歌に詠んでいることを知りました。
奈良の戎(えびす)の市にて
ささ の は に たひ つり さげて あをによし なら の ちまた は ひと の なみ うつ
(笹の葉に鯛吊り下げてあをによし奈良の巷は人の波打つ)
率川神社の初えびすのことは以前、かぎろひさんがブログで紹介されていた。日本最古の神社である三輪の大神(おおみわ)神社の摂社だから、相当古くからの行事のようである。こちらも前夜(1/4)には宵えびす(宵宮祭)が行われるようだ。
初詣とセットでお参りできる初えびす、ぜひ奈良にお越しください!
1月5日 南市の初戎/恵比寿神社 7:00~
1月5日 初戎祭/率川神社 9:00~14:00
奈良に来た当初、初えびす(えべっさん)が5日と聞いて驚いた。今宮戎を筆頭に、初えびすは1月10日だと思っていたからだ。実用日本語表現辞典にも《初えびす 正月10日に行われる、えびす神を祀る祭礼。年初めに縁起物を買い求める場として各地で賑わう》とある。しかし、全国的にはわりとマチマチに行われているようだ。名古屋の熱田神宮も1月5日だ。奈良県下では、桜井市の三輪が2月5~7日、宇陀市の古市場(菟田野)では2月7日、大宇陀では2月8日、榛原では2月10日となっている。
南市恵比寿神社(奈良市南市町)の初えびすについては、すでに鹿鳴人さんがブログで詳しく紹介されている。
毎年、年初めの1月4日宵恵比寿、1月5日本恵比寿は奈良市南市町のえべっさんです。例年多くの参拝でにぎわいます。もちいどのセンター街では初売りということで恒例の5日12時スタート、甘酒とあめ湯の振る舞いも行ないます(好評ですので1時半くらいで例年予定終了になります。お早めにお越しくださいネ)。
しかも、会津八一が南市恵比寿神社の初えびすのことを歌に詠んでいるのだそうだ。
会津八一の「自註 鹿鳴集」を読んでいると、会津八一もこの恵比寿神社のえびす市の事を歌に詠んでいることを知りました。
奈良の戎(えびす)の市にて
ささ の は に たひ つり さげて あをによし なら の ちまた は ひと の なみ うつ
(笹の葉に鯛吊り下げてあをによし奈良の巷は人の波打つ)
率川神社の初えびすのことは以前、かぎろひさんがブログで紹介されていた。日本最古の神社である三輪の大神(おおみわ)神社の摂社だから、相当古くからの行事のようである。こちらも前夜(1/4)には宵えびす(宵宮祭)が行われるようだ。
初詣とセットでお参りできる初えびす、ぜひ奈良にお越しください!