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奈良まほろばソムリエの会と佐保短大が連携協定締結!

2014年06月04日 | 奈良にこだわる
昨日(6/3)、NPO法人奈良まほろばソムリエの会(小北博孝理事長)と奈良佐保短期大学(馬越かよ子学長)は、授業への講師派遣等に関する「連携協定」を締結し、同日午後、県庁内の文化・教育記者クラブで記者発表した。産経新聞奈良版(6/4付)「まほろばソムリエの会員 教壇へ 奈良佐保短大と連携協定」によると、

奈良のご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級資格合格者らでつくるNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」と奈良佐保短期大(奈良市)が3日、連携協定を締結した。9月から来年1月までの同短大での後期授業に、「ソムリエの会」から講師を派遣する。

奈良佐保短大は今年度から、奈良関連の選択必修科目「奈良の伝統行事」「文字とことばの歴史」「奈良とお茶」「奈良の食と文化」「奈良の伝統工芸」を新設。「ソムリエ」会員が講義を担当するのは「奈良の伝統行事」で、9月から27年1月までの全15回。会の小北博孝理事長、鈴木浩(ゆたか)副理事長、鉄田憲男専務理事の3人が分担する。



向かって左から、鈴木浩副理事長、小北理事長、馬越学長、中村地域共生センター長

内容は、春日若宮おん祭や東大寺二月堂修二会(お水取り)など、春夏秋冬の伝統行事について。学生側のプレゼンテーションも予定しており、受講生の評価は短大教員と会員が協議して行う。

同会によると、連携協定の締結は、23年6月の奈良朱雀高校(奈良市)に次いで2件目。同短大の馬越かよ子学長は、「奈良通の人たちによる興味深い授業になるはず。学生たちが奈良の歴史をどう身に付け、どう発信してゆくか楽しみ」。ソムリエの会の小北理事長は「会員が短大の教壇に立つのは初めての試みだが、幅広い知識を生かして学生たちに集中してもらえる授業にしたい」と意気込んでいる。



私も教壇に立つ予定なので、今から準備を始めている。春日若宮おん祭りや東大寺二月堂修二会は、私の担当である。ビジュアルを駆使して、Power Pointなどで分かりやすく解説するつもりである。

「奈良にうまいものなし」とか、こないだからの「午後8時を過ぎると真っ暗」のように、地元民が地元のことを知らないことから生じる誤解は数多い。佐保短大が「奈良の伝統行事」「文字とことばの歴史」「奈良とお茶」「奈良の食と文化」「奈良の伝統工芸」という「地域密着型」の授業をされることは、とても喜ばしい。将来的には対象を一般市民にも拡大する考えもおありのようなので、大いに期待している。

小北理事長、鈴木副理事長、頑張りましょう!
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