南都銀行大阪中央営業部(大阪市中央区今橋2丁目2-2 南都銀行大阪北浜ビル)内ロビーのショーウィンドーで、書家・刻字家の土井一成(いっせい)さん(吉野郡川上村在住)の作品が展示されている。期間は本年(2016年)4月~6月の3か月で、平日の9:00~17:00に見ることができる。4/6(水)、休みが取れたので見に行ってきた。ウィンドー(「NARA INFORMATION」コーナー)内の説明書きによると、

堺筋から大阪中央営業部を望む。これら6点の写真は4/6撮影


店内に入って右奥がロビーコーナー
日本三大人工美林のひとつに数えられる奈良県の銘木・吉野杉。造林史上最古と言われる植林の地・奈良県吉野の川上村には、現在も樹齢400年ほどの吉野杉の人工林が残っています。吉野杉の特徴は、色と香りが良く、目が詰まっていて、建築材として最適だということです。


川上村在住の書家で刻字家の土井一成氏は、そんな良質の吉野杉を使って「吉野杉刻字」の作品を次々と生みだしています。作品は紙に書いた書を木に貼って彫ります。

以下の写真は土井さんのアトリエで撮影(2015.3.13)

「大切なのは筆圧や筆順を表現し、伝わるようにすること。墨をたくさんつけて力を入れた部分は深く、力を抜いてかすれたところは浅く彫り、生き生きとした字にします。すると、美しい木目や色合い、香りの中で字が輝いてきて、私と木の心が通じ合い、木に助けてもらって作っている感じがします」と土井さんは言います。


「山趣村情」、こちらは「書」バージョン
黒だけでなく、赤や青など日本画の岩絵具で着色することで、文字の印象が一層際立ち、作品としての息吹を与えます。
土井さんのことは以前、当ブログでも紹介したことがある。最近は新聞やテレビでも紹介され、また3月には南奈良医療センターに刻字作品を寄贈された(ブログ記事は、こちら)。

この日は前日までのサエない天気とは打って変わった晴天で、5月の陽気となった。大阪へ出たついでに大坂城公園に立ち寄った。桜(ソメイヨシノ)が満開で、人出も多かった。翌日(4/7)は花散らしの雨が降り「春の嵐」となったので、これは貴重な1日だった。



閑話休題。県外ではなかなか目にすることのできない土井さんの刻字作品、ぜひこの機会にご覧ください!
※南都銀行大阪中央営業部(TEL 06-6232-1411)
大阪市中央区今橋2丁目2-2 南都銀行大阪北浜ビル
地下鉄堺筋線北浜駅「2番出口」から徒歩4分(堺筋の西側に面している)

堺筋から大阪中央営業部を望む。これら6点の写真は4/6撮影


店内に入って右奥がロビーコーナー
日本三大人工美林のひとつに数えられる奈良県の銘木・吉野杉。造林史上最古と言われる植林の地・奈良県吉野の川上村には、現在も樹齢400年ほどの吉野杉の人工林が残っています。吉野杉の特徴は、色と香りが良く、目が詰まっていて、建築材として最適だということです。


川上村在住の書家で刻字家の土井一成氏は、そんな良質の吉野杉を使って「吉野杉刻字」の作品を次々と生みだしています。作品は紙に書いた書を木に貼って彫ります。

以下の写真は土井さんのアトリエで撮影(2015.3.13)

「大切なのは筆圧や筆順を表現し、伝わるようにすること。墨をたくさんつけて力を入れた部分は深く、力を抜いてかすれたところは浅く彫り、生き生きとした字にします。すると、美しい木目や色合い、香りの中で字が輝いてきて、私と木の心が通じ合い、木に助けてもらって作っている感じがします」と土井さんは言います。


「山趣村情」、こちらは「書」バージョン
黒だけでなく、赤や青など日本画の岩絵具で着色することで、文字の印象が一層際立ち、作品としての息吹を与えます。
土井さんのことは以前、当ブログでも紹介したことがある。最近は新聞やテレビでも紹介され、また3月には南奈良医療センターに刻字作品を寄贈された(ブログ記事は、こちら)。

この日は前日までのサエない天気とは打って変わった晴天で、5月の陽気となった。大阪へ出たついでに大坂城公園に立ち寄った。桜(ソメイヨシノ)が満開で、人出も多かった。翌日(4/7)は花散らしの雨が降り「春の嵐」となったので、これは貴重な1日だった。



閑話休題。県外ではなかなか目にすることのできない土井さんの刻字作品、ぜひこの機会にご覧ください!
※南都銀行大阪中央営業部(TEL 06-6232-1411)
大阪市中央区今橋2丁目2-2 南都銀行大阪北浜ビル
地下鉄堺筋線北浜駅「2番出口」から徒歩4分(堺筋の西側に面している)