tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

まもなく桜が開花!/毎日新聞「ディスカバー!奈良」第57回

2018年03月20日 | 奈良にこだわる
今年(2018年)のソメイヨシノの開花予想日は、3月23日(金)だそうだ(3/19現在)。3月に入ってから暖かい日が続いたので、平年(3月29日)より大幅に早くなったようだ。
※これら3枚の写真は安堵町の「あんど桜まつりと夢あかり」(2016.4.3)で撮影したもの



NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が毎日新聞奈良版に毎週木曜日に連載している「ディスカバー!奈良」、3月8日付で掲載されたのは「桜の開花標本木/奈良市の奈良地方気象台」執筆されたのは、会員の久門たつおさんである。全文を引用すると、



「今年の桜はいつ咲くのかな」。多くの人が春到来のワクワク感を抱いて心待ちにする桜の開花。奈良の開花・満開判定を担当しているのが奈良市西紀寺町にある奈良地方気象台です。気象台は昨年3月、それまで64年間観測拠点だった同市半田開町から移転しました。


奈良女子大学附属中等教育学校にあるソメイヨシノの開花標本木(中央)

開花観測種のソメイヨシノは敷地内にはなく、気象台から東にほど近い奈良女子大学附属中等教育学校の協力を得て、校庭の一角にあるソメイヨシノを開花標本(正式には植物季節観測用標本)木に指定。高さ約4㍍で樹齢は不明ながら、奈良の「2代目開花標本木」です。


奈良町エリアに新設された奈良地方気象台。西側の外観は和風調

奈良の開花の平年は3月29日、満開の平年は4月5日。最も早い開花は3月20日ですので、
5、6輪開いた花を見つける気象台職員の〝標本木通い”は今月中旬から本格化することになります。

メモ 奈良地方気象台へは奈良交通バス「内回り」でJR奈良駅から約5分、近鉄奈良駅から約10分、田中町下車すぐ。見学は事前予約(電話0742・22・4445)が必要。開花標本木の話も聞ける。(奈良まほろばソムリエの会 久門たつお)


以上はソメイヨシノの話だが、奈良公園などではたくさんのヤエザクラが咲く。早咲きで知られる氷室神社のしだれ桜(エドヒガン系)や、大和文華館の三春の滝桜(福島県の三春滝桜のタネから育てたもの)もある。ぜひこの春は、県下各地の桜をお訪ねください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする