tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ならフライデー9(奈良テレビ)が選んだ!奈良のラーメンベスト13

2018年07月06日 | グルメガイド
これはいい企画だった。6月29日(金)、奈良テレビで生放送された「ならフライデー9(ナイン)」は通常の倍の2時間枠で、「奈良のラーメン 戦国時代に突入か!?」という特集を放送した。御用とお急ぎの方のために、まずは番組で取材・紹介された「奈良のラーメンベスト13」を書いておく(番組で訪ねた店およびブロガーのベスト店)。北から順に、

らぁめんトリカヂイッパイ(生駒市)
にぼしこいし(近鉄奈良駅前)、ドン、チードル(奈良市大宮町)、旭川ラーメン梅光軒(奈良市大宮町)、中華そばおしたに(奈良市尼ヶ辻)、無鉄砲つけ麺無心(奈良市富雄中町)、まぜそばMENYA BIBIRI(奈良市七条町)
豚菜館(天理市)、彩華ラーメン屋台店(天理市)、麺場力皇(天理市)
ちかみちラーメン(川西町結崎)
つけ麺いちびり(橿原市)
くろす(大和高田市)


番組によると、全国のラーメン屋さん(事業所)は18,041軒、うち奈良県は90軒と、わずか0.5%!それなのにこんなにたくさんの名店があるとはすごい!

スタジオには、福本愛菜(もとNMB48)とともにラーメン店を訪ねたTAR-KUN(たあくん)こと林岳史さんが登場。彼は「麺バカTAR-KUN~全国制覇の野望~ 麺伝説」というスゴいラーメンブログを毎日更新している。

「19歳~24歳で47都道府県のラーメン食べ歩きを達成。これまで2,000軒を訪ね、3,000杯を食べた。毎年500杯は食べている」ということだったので、どんな人かと思っていたら、すらりと長身の爽やかな若者だった。「ラーメンを食べるために運動している」ということだったので、なるほどと納得した。

TAR-KUNが紹介した奈良のラーメン史
第1世代(1968年~)天理スタミナラーメン系 彩華、天理スタミナラーメン、神座(かくむら)。すべて白菜を多用している
第2世代(~2000年)濃厚とんこつ系 まりお流、無鉄砲
第3世代(~2018年)富雄の新世代ラーメン はなやま、あまのじゃく、みつ葉、無心


TAR-KUNが「富雄ラーメン激戦区」として、まず訪ねたのは「無鉄砲つけ麺無心」。ここでTAR-KUN独自の食べ方・注文の仕方を披露。つぎに「県道9号(大和郡山斑鳩線)ラーメン戦争」として尼ヶ辻の「中華そばおしたに」。無化調(化学調味料不使用)の煮干しダシのラーメンが美味しそうだった。


TAR-KUNが紹介したくろすの「パイ包みのオニオンスープつけ麺」(1,600円)、前菜つき

つぎは「名店の2号店」として耳成の「つけ麺いちびり」へ。橿原神宮駅前の「麺屋いちびり」の2号店だそうだ。そして「異業種の参入」として、フレンチの名店・辻甚(つじじん)が提供する「くろす」(大和高田市)。「鶏煮込み塩ラーメン」「パイ包みのオニオンスープつけ麺」(限定1日5食)「お子さまラーメン」(100円)が紹介された。笑い飯西田は、麺屋NOROMAの2号店「まぜそば MENYA BIBIRI 」(奈良市七条町)を生レポート。一方スタジオでは「人気ブロガーに聞く今食べたいラーメンベスト3」が紹介された。



釈京子さん(華麺ライターKYOKO)
1位 ちかみちラーメン(川西町結崎) 2位 麺場力皇(天理市) 3位ドン、チードル(奈良市大宮町)
私(どっぷり!奈良漬)
1位 らぁめんトリカヂイッパイ(生駒市) 2位 旭川ラーメン梅光軒(奈良市大宮町) 3位にぼしこいし(近鉄奈良駅前)
中村秀樹さん(奈良に住んでみました)
1位 豚菜館(天理市) 2位 ちかみちラーメン(川西町結崎) 3位 彩華ラーメン屋台店(天理市別所町)


時間が押していたのでカットされたが、ブロガーが選んだラーメンには、それぞれコメントがついていた。私のところだけ紹介すると

らぁめん トリカヂイッパイ(生駒市俵口町1093)
スープは透明でしかもコクと深みのある鶏清湯(とりシャンタン)スープ。そこにあっさりした鶏胸肉チャーシューがよく合う。ストレート細麺の食感が絶妙。お洒落で上品、しかも深いうま味が特徴の「鶏味一杯(トリアジイッパイ)」の美味しいラーメン。

旭川ラーメン 梅光軒(奈良市大宮町7-2-41 ヤマトビル 1F)
ここの塩ラーメンは絶品、日本一の塩ラーメンと言っていい。スープは昆布と豚骨ベースのスープに炒った塩が入り、奥行きのある味。そこに縮れ麺が絶妙にからむ。太いメンマもうまい。いつも野菜をトッピングした「塩野菜ラーメン」をいただく。美味しくてヘルシーな逸品だ。

濃厚煮干しラーメン にぼしこいし(奈良市油阪町460 大宮通の南側に面している)
いろんな種類のラーメンがあるが、おススメはもちろん「超濃厚煮干しラーメン」。イワシやアジなどの煮干しダシに鶏白湯を合わせた濃厚なラーメン。日本人に組み込まれた魚介好きの遺伝子をピンポイントで刺激する逸品。太麺がよくからむ。近鉄奈良駅7号出口から徒歩1分と、アクセスもいい。


この日は「本当に美味しい奈良のラーメン」がずらりと紹介され、充実した番組となった。これはひとえにTAR-KUNの功績といっていいだろう。こんな充実したラーメン特集は、同局始まって以来ではないか。しかしスタジオ出演者の皆さんは、これらのラーメンをほとんど食べていないようで、大いに落胆(味が分からないので、ネーミングなどの話で終わった)。あらかじめ取材先が分かっているのだから、少しは予習してほしかった。現地レポートした笑い飯西田も、チャーシューをつまみ食いするなど、悪ふざけが過ぎた。厨房の中ということを忘れないでほしい。

「奈良にうまいラーメンあり!」。皆さん、これら美味しいラーメンを、ぜひ食べ比べてください!
コメント (4)
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