tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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人生は苦戦の連続。しかしそれを切り抜ける内的エネルギーを持続させることが大事(by 立花隆)

2021年07月03日 | 日々是雑感
水曜日(2021.6.30)のNHK「クローズアップ現代」は、「知ることに終わりはない〜立花隆さんからのメッセージ~」、立花隆の追悼番組だった。そこでこんな言葉が紹介された、「若者たちへの講演会」(2012年11月)での発言だ。

「ゲゲゲの鬼太郎」というのは、みなさん読んだことがあると思うんですが、必ず最後「今回も苦戦だったな」、そういうひと言が出るでしょう?人生っていうのは結局、苦戦の連続なんです。だからも僕もずいぶん今いろいろ振り返ると、本当に苦戦の連続だった。でも苦戦を切り抜けていく、そういう内的エネルギーを持続させることが大事なんです。



これは私の心にグサッと刺さった。振り返れば、私の人生は「苦戦の連続」だったし、今もそうだ。今は解決すべき課題が外部からどんどん飛び込んできて、悪戦苦闘しながら日々それを処理している。しかし苦戦しながらも、まぁ何とかそれらをこなせている。これは私が「内的エネルギー」を持続できているということなのか。

かつて城山三郎は「少しだけ、無理をして生きる」と書き、これは私の座右の銘にもなっている。同名の文庫本も出ている。版元の紹介文には「大変な無理だと続かない。大事なのは、ほんの少しだけ、自分を無理な状態に置く。つまり挑戦をし続けることなのだ」とある。

立花隆の言葉は、よく似た意味だが、具体的に「内的エネルギーを持続させることが大事」と言い切るところがすごい。これからも自分の「内的エネルギー」を信じ、凹まずに前向きに頑張ろう!
コメント
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