tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

天理式ちゃんぽんの王道!「てら屋」(天理市東井戸堂町)

2021年09月28日 | グルメガイド
会社の同僚で天理市在住のKさんから、私のFacebookに〈「ザ・ビッグエクストラ 天理店」(以前はイオン)の南側にある「てら屋」のちゃんぽんを一度味わって下さい。地元の超人気店で私も大好きです〉(9/25)という情報をいただいた。ネットで検索してみると、良さそうなお店だし、場所も分かりやすかったので、日曜日(2021.9.26)の夕方に訪ねてみた。お店は「ザ・ビッグエクストラ」の斜め向かい(南西側)にあった。「奈良グルメ図鑑」では、このように紹介されていた。


写真はすべて9/26に撮影

イオンタウン天理店(現在は「ザ・ビッグエクストラ 天理店」)近く、大きな赤い看板には店名とともにチャンポン・ギョウザとある。大きな窓で明るく開放的な店内はテーブルとカウンター席。客のほとんどが注文するちゃんぽんはいわゆる天理スタイル。醬油ベースのスープに白菜、人参、キュウリなどの野菜にイカ、豚肉などをゆるめの餡でとじる。具だくさんでこれを食べるだけでバランスのとれた食事を取ったという感じ。かつて天理やJR奈良駅にあったワンちゃんの後継らしい。
住所 天理市東井戸堂町176/電話番号 0743-62-1973/営業時間 11:30~15:00 17:00~21:00/定休日 水曜日・第3火曜日/駐車場 有




ワンちゃんは存じ上げないが、メニューを絞り込み、良心的な価格で提供されている。さらにラーメン王子TAR-KUNこと林岳史さんのブログ(2016.1.9付)には、



奈良の天理市に、チャンポンが旨いと聞くお店がありました。店の前を通る度にいつか行こうと思いながらも行くキッカケがなく、今回ようやくお邪魔したのが【てら屋】さんです。12時過ぎにお店へ。駐車場にはたくさん車が停まっています。中へ入ると、カウンターとテーブルのある広々とした店内はほぼ満席。メニューを見てチャンポン、唐揚げSを注文しました。



チャンポンが到着。麺は、中細ストレート麺。中華麺といった印象のおいしい麺です。スープは、トロトロの中華餡。動物系の旨味がありますが、少しボヤッとしています。しかし、麺に良く絡みつき具材の旨味も加わったおいしいスープです。具材は、キャベツやニンジン、豚肉や珍しいキュウリ。唐揚げは中華屋の唐揚げという印象でサクサクでジューシー。地元の方から絶大な人気のあるお店。トロトロの餡が絡んだスープは、寒い時季にピッタリ。ごちそうさまでした。


豚肉、イカなどの具材のほか、キュウリなどたくさんの野菜が、ざく切りで入っていた


冷凍で取り寄せた「みろく屋」の長崎ちゃんぽん。見た目は全く違うが、どちらも美味しい!

私が入店したのは夜の部のスタート17時の直後だった。ご夫婦が料理を作られ、高校生くらいのお嬢さんが給仕をされていた。お客は私だけだったが、17時20分を過ぎるとどんどん増えてきて、私が帰る頃(17時35分頃)にはほぼ満席となった。お持ち帰りをオーダーする電話もかかってくる。


麺は中細の中華麺だ

私は「ちゃんぽん」税込み800円、「餃子」同350円、「鶏唐揚げS」(3個)同480円、「ライス」同150円を注文した。締めて1,780円だ。厨房からは、野菜を炒める派手な音が聞こえてくる。


スープは野菜の味が染みた和風だが、ほんのりポークの味がした

リンガーハットなどの長崎式ちゃんぽんではなく、スープはとろみのついた和風ダシの醤油味、そこに中華麺。私の言う「天理式ちゃんぽん」だ(とろみのついたちゃんぽんは、「天理発祥」という説がある)。


唐揚げは、専門店の味に引けを取らない

あつあつの唐揚げも餃子も、とても美味しい。これは人気を集めるはずである。恥ずかしながら猫舌の私は、娘さんからお茶碗サイズの小さな丼をお借りした。そこに麺や具材を移動しないと、いつまでも冷めないので食べられないのである。



店内は、日曜日の晩餐を楽しむファミリー客で一杯だ。空っぽだった駐車場も、ほぼ満車状態。日もとっぷり暮れていた。ああ、美味しかった。この日は週に一度の休肝日。ちゃんぽんパワーで、溜まっていたパソコン作業も、その夜であらかた片付いた。Kさん、良いお店をご紹介いただき、ありがとうございました。皆さん、ぜひ「てら屋」さんをお訪ねください!
※食べログは、こちら
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