tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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聖林寺で販売中!露葉風(つゆはかぜ)を使った特別純米酒「聖人」(Seijin)

2025年02月13日 | 奈良にこだわる
先日(2025.2.11)奈良市内で、持ち寄りによる飲み会を開催した。そのとき、聖林寺(しょうりんじ=桜井市下)のご関係者が、「聖人」という300mlの特別純米酒を持ってきてくださった。箱にも瓶にも、同寺の十一面観音立像(国宝)があしらわれ、「この箱だけほしい」という声も上がった。

奈良県唯一の酒造好適米「露葉風」を使い、精米歩合は60%(4割を糠として削り取っている)。早速、冷やでひと口いただいてみたところ、すっきりした淡麗な味わいだった。「うーん、これはぬる燗が合うな」と、電子レンジで温めたところ、やはり数段、味が上がった。まあ、寒い夜だったこともあるのだが…。

西内酒造(桜井市下)の製品で、販売は聖林寺のみ。十一面観音さまにちなみ、値段は1,100円にされたとのこと。皆さん、ぜひお寺でお買い求めください。最後に、同酒造のHPから引用しておく。



聖人
原料米に奈良県唯一の酒造好適米「露葉風」を仕込水は自家井戸水を使用し酒造りの主役である酵母菌は協会1401号酵母を使用し酵母の持つ特性を活かした温度管理を行いました。味わいが穏やかで、爽やかで、やわらかい香りの特別純米酒です。魚料理、肉料理、その他いろいろな料理に合います。冷や又はぬる燗で召し上がり下さい。

聖林寺十一面観音様に因んだお酒「聖人」
桜井市商工会様より観音様が東京国立博物館に出座され更に奈良国立博物館に出座されるがこの機会に観音様に因んだお酒を発売しないかというお話がありました。大変光栄なことですので聖林寺住職様にお話し了解して頂いて発売することになりました。

聖林寺の「聖」という字から「聖人」という言葉へ。
「聖人」とは知徳の優れている理想的な人物のことですが清酒の異称でもあります。昔中国で禁酒令が出た時に酒の徳を褒めて「聖人」と称して飲まれました。それ以来聖人は清酒の異称になりました。このお酒の発売はお酒と共に古都桜井市の貴重な文化を発信することになると思います。

商品名 聖人
原料米 奈良県唯一の酒造好適米「露葉風」
アルコール度数 15度
精米歩合 60%
飲み方 冷酒、ぬる燗
価格 300ml 1,100円
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