3月27日(金)~28日(土)、年に1度の職場旅行(社員旅行)で、桜井市初瀬と曽爾高原を訪ねた。奈良県は宿泊旅行者の増加が永年の課題なので、会社では「職場旅行は奈良県内へ!」「奈良県内におカネを落とそう!」と呼びかけている。今回は率先垂範する格好で県東部を訪ねたのだ。誰が名づけたか、ネーミングは「奈良再発見!職場旅行」。
霜降りの和牛は鉄板焼用。地鶏はミニ鍋に
鴨肉は鍋物に
金曜日の業務終了後、電車で近鉄桜井駅へ。そこで旅館のマイクロバスに乗り込み、「井谷屋」(桜井市初瀬)さんへ。ここには温泉(長谷寺温泉と呼ばれる重曹泉)が湧いていて、「千人風呂」と名づけられた大浴場がある。ここに泊めていただくのは3度目なので、今回の夕食は鍋物をお願いした(いつもは会席)。部長挨拶のあと、私から長谷寺の縁起などを説明。そのあと和やかに食事会、そして長谷寺温泉を堪能した。
オードブルも、とても豪華。お刺身は新鮮で美味しい
井谷屋さんのHPによると《かも鍋や、旬の魚介類と鶏肉・豚肉を使用した手力鍋、玉かづら鍋など、冬には一度食べてみたいと思う鍋料理をご用意いたしております。ご希望により牛すき焼き鍋もご用意できます。是非、素材にこだわった井谷屋の鍋料理をご賞味くださいませ》とある。
名物「玉かづら鍋」。鉄板焼とミニ鍋が同時に楽しめるスグレモノだ
バターを敷いて肉(山形牛)を焼く。うまい! 余分な油はポケットに流れ落ちる
「午前7時から長谷寺で朝の勤行があるので、拝観希望者は午前6時30分にロビー集合!」と呼びかけると、全員が集合してくれた。これは有り難いことだ。早速徒歩で長谷寺へ。15分前に本堂に到着したところ、すでに何人かが集まっておられた。
本堂に入る
この写真は昨年、特別の許可を得て撮影した勤行の様子(2014.3.16 撮影。次の写真も)
勤行を終え、回廊を急ぎ足で降りるお坊さんたち
長谷寺の説明が井谷屋さんのHPに出ている。《朱鳥元年に道明上人が天武天皇の病気平癒を願い、銅板法華説相図を納めたのが長谷寺の始まりです。大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建ち、初瀬山は牡丹の名所で4月下旬~5月上旬は150種類以上、7,000株の牡丹が満開になり、古くから「花の御寺」と称されています。また「枕草子」や「源氏物語」、など多くの古典文学にも登場します。中でも「源氏物語」にあるたまかずらの巻のエピソードに登場するふたもとの杉は現在も境内に残っています》。
厳かな勤行と本堂からの眺望を堪能したあと、宿へ。この日の朝食には、女将さんお手製の茶粥が!今回、特別にご配慮いただいた一品で、これは美味しかった。県内に泊まって良かった!と思える瞬間である
食事の後は長谷寺の参道をぶらぶら。「井上ぼたん堂」では参道名物の草餅と、鹿サイダーをいただく。ご主人とは以前「奈良のうまいもの会」でご一緒したことがある。油絵がお得意と聞いていて今回、初めて実物を見せていただいた。これはお上手! 草餅も絶品! これはぜひ、関テレの「となりの人間国宝さん」に推薦しよう!
長谷寺の駐車場で奈良交通バスに乗り一路、曽爾村へ。バスは新車で乗り心地も快適だった。車中では村からお借りしたDVDをかけ、村のプロフィールを頭にたたき込む。村の大自然の素晴らしさや門僕(かどふさ)神社の祭礼の華麗さに、息を呑む。
曽爾村とはどんな村か。Wikipedia「曽爾村」によると《奈良県の北東部、宇陀郡東部に位置する。冷涼多雨の気候で、住居は中央部の渓谷付近に集中。 渓谷の両側には屏風岩、鎧岳、兜岳等の岸壁がそびえ立ち、奇特な地形を形成している。また青蓮寺川が北流する。(中略)東部の曽爾高原はススキの名所として知られる。また、三重県名張市と接する北部の香落渓は、秋季に紅葉を愛でる観光客で賑わう》。
曽爾高原では、まずはパン作り体験。焼いている間に食事とお風呂。風呂から上がるとパンが焼き上がり、それをお土産として持って帰る、という段取りだ。曽爾村役場観光係のKさんが組んで下さったスケジュールで、これはよく考えられている。
「曽爾高原ファームガーデン」に到着し、まずは「お米の館」で米粉パンの手作り体験(@1,500円)。村のHPによると、
丸めたパン生地は、これから発酵させたあと焼いてくれる(具のないパンになる)
体験コーナー<【要予約】随時受け付け> ※一部期間を除く
お米パンの生地づくりから体験していただく予定です。
●事前予約制(電話もしくはFAXにて) 最低2週間前までに要予約。
●体験時間:11時より14時が開始時間となります。所要時間約2時間
●ご利用可能人数:最低5名様~最高30名様 キャンセルは5日前までとなります。
●大人-1500円 子供-700円 (税込) ※子供料金については小学生までです。
体験コーナー予約について…GW期間中・お盆期間中、秋(9月~11月末)につきましては体験コーナーのみお休みとなります。
すでに発酵させたパン生地が登場。クリームパンとあんパンを作る。まずは生地を延ばす
真ん中にクリームを
餃子を作る要領でクリームを包む
これを焼くとクリームパンの完成
いきなりT嬢が工作を始めた
おお、これはアンパンマン!うまく焼けるかどうか…
焼いている間に食事とお風呂。食事は「すすきの館」。ステーキのついたランチコースを堪能。お風呂は曽爾高原温泉「お亀の湯」村のHPによると、
分厚い杉板を使った席札
やはり美味しい曽爾高原ビール。何種類かあり、これは「アルト」(黒ビール的でやや甘味がある)
オードブルの野菜は、全て曽爾村産
平成16年の12月にオープンした曽爾高原温泉「お亀の湯」。名前の由来は曽爾高原の「亀山」と、美人伝説にあるひょうたん型の「お亀池」から名づけられました。露天風呂は男女週替り制の「石の浴室」と「木の浴室」の2種類があり、共に露天風呂があります。木の浴室の露天風呂からは曽爾を代表とする、兜岳・鎧岳を一望でき、石の浴室からは曽爾高原が望めるパノラマ露天風呂です。
オージービーフのステーキ。いい具合に焼けている
豪快にガブリ!
泉質はナトリウムー炭酸水素塩温泉で、お肌にもしっとりの美人の湯はお客様から評判です。館内では曽爾村ならではの郷土料理もご賞味いただけます。クイックマッサージも常時開設しております。曽爾村温泉「お亀の湯」へ心と体を癒しにきませんか?
お風呂から上がると、うまい具合にパンが焼き上がっていた。「お1人様7個、お持ち帰りできます」とのことで、これは良いお土産になった。帰りは近鉄榛原駅経由で近鉄奈良駅、大和西大寺駅へ。
おおアンパンマン! ほっぺたが落ちているが、これは美味しい証拠?
お土産は、アンパンマンとクリームパンダ!
最近の職場旅行は「金曜夜出発・土曜夕方帰着」が一般的なので、京都、大阪、神戸方面に目が向いていた。しかし、このように県内への旅行ということになれば、行き先はいくらでもある。早速「次は川上村か」「吉野山もいい」という声も上がっている。これからも社内で「職場旅行は県内へ!」を呼びかけていきたい。
井谷屋さん、曽爾村役場のKさん、有難うございました。みんな大満足でした!
霜降りの和牛は鉄板焼用。地鶏はミニ鍋に
鴨肉は鍋物に
金曜日の業務終了後、電車で近鉄桜井駅へ。そこで旅館のマイクロバスに乗り込み、「井谷屋」(桜井市初瀬)さんへ。ここには温泉(長谷寺温泉と呼ばれる重曹泉)が湧いていて、「千人風呂」と名づけられた大浴場がある。ここに泊めていただくのは3度目なので、今回の夕食は鍋物をお願いした(いつもは会席)。部長挨拶のあと、私から長谷寺の縁起などを説明。そのあと和やかに食事会、そして長谷寺温泉を堪能した。
オードブルも、とても豪華。お刺身は新鮮で美味しい
井谷屋さんのHPによると《かも鍋や、旬の魚介類と鶏肉・豚肉を使用した手力鍋、玉かづら鍋など、冬には一度食べてみたいと思う鍋料理をご用意いたしております。ご希望により牛すき焼き鍋もご用意できます。是非、素材にこだわった井谷屋の鍋料理をご賞味くださいませ》とある。
名物「玉かづら鍋」。鉄板焼とミニ鍋が同時に楽しめるスグレモノだ
バターを敷いて肉(山形牛)を焼く。うまい! 余分な油はポケットに流れ落ちる
「午前7時から長谷寺で朝の勤行があるので、拝観希望者は午前6時30分にロビー集合!」と呼びかけると、全員が集合してくれた。これは有り難いことだ。早速徒歩で長谷寺へ。15分前に本堂に到着したところ、すでに何人かが集まっておられた。
本堂に入る
この写真は昨年、特別の許可を得て撮影した勤行の様子(2014.3.16 撮影。次の写真も)
勤行を終え、回廊を急ぎ足で降りるお坊さんたち
長谷寺の説明が井谷屋さんのHPに出ている。《朱鳥元年に道明上人が天武天皇の病気平癒を願い、銅板法華説相図を納めたのが長谷寺の始まりです。大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建ち、初瀬山は牡丹の名所で4月下旬~5月上旬は150種類以上、7,000株の牡丹が満開になり、古くから「花の御寺」と称されています。また「枕草子」や「源氏物語」、など多くの古典文学にも登場します。中でも「源氏物語」にあるたまかずらの巻のエピソードに登場するふたもとの杉は現在も境内に残っています》。
厳かな勤行と本堂からの眺望を堪能したあと、宿へ。この日の朝食には、女将さんお手製の茶粥が!今回、特別にご配慮いただいた一品で、これは美味しかった。県内に泊まって良かった!と思える瞬間である
食事の後は長谷寺の参道をぶらぶら。「井上ぼたん堂」では参道名物の草餅と、鹿サイダーをいただく。ご主人とは以前「奈良のうまいもの会」でご一緒したことがある。油絵がお得意と聞いていて今回、初めて実物を見せていただいた。これはお上手! 草餅も絶品! これはぜひ、関テレの「となりの人間国宝さん」に推薦しよう!
長谷寺の駐車場で奈良交通バスに乗り一路、曽爾村へ。バスは新車で乗り心地も快適だった。車中では村からお借りしたDVDをかけ、村のプロフィールを頭にたたき込む。村の大自然の素晴らしさや門僕(かどふさ)神社の祭礼の華麗さに、息を呑む。
曽爾村とはどんな村か。Wikipedia「曽爾村」によると《奈良県の北東部、宇陀郡東部に位置する。冷涼多雨の気候で、住居は中央部の渓谷付近に集中。 渓谷の両側には屏風岩、鎧岳、兜岳等の岸壁がそびえ立ち、奇特な地形を形成している。また青蓮寺川が北流する。(中略)東部の曽爾高原はススキの名所として知られる。また、三重県名張市と接する北部の香落渓は、秋季に紅葉を愛でる観光客で賑わう》。
曽爾高原では、まずはパン作り体験。焼いている間に食事とお風呂。風呂から上がるとパンが焼き上がり、それをお土産として持って帰る、という段取りだ。曽爾村役場観光係のKさんが組んで下さったスケジュールで、これはよく考えられている。
「曽爾高原ファームガーデン」に到着し、まずは「お米の館」で米粉パンの手作り体験(@1,500円)。村のHPによると、
丸めたパン生地は、これから発酵させたあと焼いてくれる(具のないパンになる)
体験コーナー<【要予約】随時受け付け> ※一部期間を除く
お米パンの生地づくりから体験していただく予定です。
●事前予約制(電話もしくはFAXにて) 最低2週間前までに要予約。
●体験時間:11時より14時が開始時間となります。所要時間約2時間
●ご利用可能人数:最低5名様~最高30名様 キャンセルは5日前までとなります。
●大人-1500円 子供-700円 (税込) ※子供料金については小学生までです。
体験コーナー予約について…GW期間中・お盆期間中、秋(9月~11月末)につきましては体験コーナーのみお休みとなります。
すでに発酵させたパン生地が登場。クリームパンとあんパンを作る。まずは生地を延ばす
真ん中にクリームを
餃子を作る要領でクリームを包む
これを焼くとクリームパンの完成
いきなりT嬢が工作を始めた
おお、これはアンパンマン!うまく焼けるかどうか…
焼いている間に食事とお風呂。食事は「すすきの館」。ステーキのついたランチコースを堪能。お風呂は曽爾高原温泉「お亀の湯」村のHPによると、
分厚い杉板を使った席札
やはり美味しい曽爾高原ビール。何種類かあり、これは「アルト」(黒ビール的でやや甘味がある)
オードブルの野菜は、全て曽爾村産
平成16年の12月にオープンした曽爾高原温泉「お亀の湯」。名前の由来は曽爾高原の「亀山」と、美人伝説にあるひょうたん型の「お亀池」から名づけられました。露天風呂は男女週替り制の「石の浴室」と「木の浴室」の2種類があり、共に露天風呂があります。木の浴室の露天風呂からは曽爾を代表とする、兜岳・鎧岳を一望でき、石の浴室からは曽爾高原が望めるパノラマ露天風呂です。
オージービーフのステーキ。いい具合に焼けている
豪快にガブリ!
泉質はナトリウムー炭酸水素塩温泉で、お肌にもしっとりの美人の湯はお客様から評判です。館内では曽爾村ならではの郷土料理もご賞味いただけます。クイックマッサージも常時開設しております。曽爾村温泉「お亀の湯」へ心と体を癒しにきませんか?
お風呂から上がると、うまい具合にパンが焼き上がっていた。「お1人様7個、お持ち帰りできます」とのことで、これは良いお土産になった。帰りは近鉄榛原駅経由で近鉄奈良駅、大和西大寺駅へ。
おおアンパンマン! ほっぺたが落ちているが、これは美味しい証拠?
お土産は、アンパンマンとクリームパンダ!
最近の職場旅行は「金曜夜出発・土曜夕方帰着」が一般的なので、京都、大阪、神戸方面に目が向いていた。しかし、このように県内への旅行ということになれば、行き先はいくらでもある。早速「次は川上村か」「吉野山もいい」という声も上がっている。これからも社内で「職場旅行は県内へ!」を呼びかけていきたい。
井谷屋さん、曽爾村役場のKさん、有難うございました。みんな大満足でした!
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