こんな行事があったとは、知らなかった。NHK奈良放送局の「ならナビ」が「うちわまきの竹 唐招提寺へ奉納」というニュースを報じていたのである。同局のHPによると、
※トップ画像は読売新聞奈良版(2021.1.19付)
奈良市の世界遺産、唐招提寺で伝統行事の「うちわまき」に使われる竹を、三重県名張市の人たちが奉納しました。唐招提寺の「うちわまき」は、鎌倉時代の高僧が蚊を殺そうとした弟子に、うちわで追い払うよういさめたという故事にちなんでいて、毎年5月、縁起物のうちわが参拝者にまかれます。
うちわの柄に使われる竹は、10年前から、三重県名張市の市民でつくる団体が奉納していて、ことしも高僧の月命日にあたる19日、メンバーが寺を訪れました。そして、直径1センチ、長さ4メートルほどの竹の束を担いで境内を歩き、高僧の像をまつっている中興堂に供えました。このあと、西山明彦 長老らがお経を唱えて法要を営みました。
竹の奉納は、西山長老が名張市出身という縁で始まったということで、ことしは1600本が奉納されました。「唐招提寺に竹を送る会」の奥西勲 会長は、「コロナ禍のなか、無事に竹を奉納でき、ほっとしています。ことしは参加者を減らしましたが、来年には多くの人が参加できるようコロナが終息してほしい」と話していました。
こちらは読売新聞奈良版(2021.1.20付)
読売新聞奈良版も、2日間にわたってこれを報じていた。西山明彦(みょうげん)長老が名張市のご出身というご縁で、2011年から続いている行事なのだそうだ。
残念なことに昨年の「うちわまき」はコロナ対策として、お寺関係者だけで行われた(毎日新聞の記事は、こちら)。竹には「疫病退散」の霊力があるそうだ。今年はこの霊力を発揮して、ぜひ従来のスタイルで「うちわまき」を行っていただきたいものだ。
※トップ画像は読売新聞奈良版(2021.1.19付)
奈良市の世界遺産、唐招提寺で伝統行事の「うちわまき」に使われる竹を、三重県名張市の人たちが奉納しました。唐招提寺の「うちわまき」は、鎌倉時代の高僧が蚊を殺そうとした弟子に、うちわで追い払うよういさめたという故事にちなんでいて、毎年5月、縁起物のうちわが参拝者にまかれます。
うちわの柄に使われる竹は、10年前から、三重県名張市の市民でつくる団体が奉納していて、ことしも高僧の月命日にあたる19日、メンバーが寺を訪れました。そして、直径1センチ、長さ4メートルほどの竹の束を担いで境内を歩き、高僧の像をまつっている中興堂に供えました。このあと、西山明彦 長老らがお経を唱えて法要を営みました。
竹の奉納は、西山長老が名張市出身という縁で始まったということで、ことしは1600本が奉納されました。「唐招提寺に竹を送る会」の奥西勲 会長は、「コロナ禍のなか、無事に竹を奉納でき、ほっとしています。ことしは参加者を減らしましたが、来年には多くの人が参加できるようコロナが終息してほしい」と話していました。
こちらは読売新聞奈良版(2021.1.20付)
読売新聞奈良版も、2日間にわたってこれを報じていた。西山明彦(みょうげん)長老が名張市のご出身というご縁で、2011年から続いている行事なのだそうだ。
残念なことに昨年の「うちわまき」はコロナ対策として、お寺関係者だけで行われた(毎日新聞の記事は、こちら)。竹には「疫病退散」の霊力があるそうだ。今年はこの霊力を発揮して、ぜひ従来のスタイルで「うちわまき」を行っていただきたいものだ。