


先日の晴れ間に道路脇のコンクリート部分上をせわしく動く赤い点を見つけた。
動きを止めるのを見計らって撮ったのだが、確かめるまでもなくナナホシテントウ(七星天道虫、七星瓢虫)。
今春初めて観た虫らしい虫だなと思いつつ、啓蟄の春、芸術の秋などと心でつぶやく。
ちなみに、啓蟄は二十四節気の1つで3月初めから3月中旬頃のこととあるので特定の日ではなく、ある半月間であり、次は春分の半月間。
サザンカ(山茶花)が盛大に花びらを散らすのも終わりかけで、次はオトメツバキ(乙女椿)と思われるつぼみが膨らみ始めていた。
拡大して見ると、愛らしいと見えたのも何だか生々しい凝縮といった趣だ。
アセビ(馬酔木)の花が、どうしてここまでと思うほどの混み方で咲いていた。
ドウダンツツジ(灯台躑躅)だったかな、ネジキ(捩木)だったかな、などと見当違いのことも必ず考える。
そうして、『調べる』機能で確かめ、やっと、(そうだアセビだった)と納得する。
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