鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

春夏秋冬

2008年01月27日 13時43分06秒 | 言葉の世界
《ウチくる!?》というテレビ番組に出演した泉谷しげるが彼の一番有名な曲『春夏秋冬』を歌っていました。
最近のテレビは何かと字幕が出てくるので、少しくらい聞き逃しても目で追えるから都合が良い。
それで歌を聴きながら歌詞を見ていたら、覚えていたのと違う箇所があるのです。
『季節のない街に生れ 風のない丘に育ち 夢のない家を出て』ときて、わたしは『愛のない人になる』と覚えていたのですが、じつは『愛のない人にあう』なのでした。
その後に続く歌詞はどうでもよくて、『今日ですべてが終わる 今日ですべてが終わるさ』だけで自分のなかでは完結していたのです。
たまに口ずさむこともあり、気に入ったフレーズだったのだ。
ところが間違いだった。
何だかとてもがっかりしました。
すごく損したような気分になりました。

『愛のない人にあう』じゃぁ駄目でしょう!ここは『愛のない人になる』じゃないと・・・
『あう』じゃ、単なる成り行きになってしまう。
『なる』だと成り行き以上の反語的表現も含んで希望が見えてくる。意志が見えてくる。いい詩だと思っていたのになぁ。とっても残念だ。

こういう記憶違いというのか、間違えて覚えたまま感動してたりする事はありますよね。
つい先日、《トリック トロワジェムパルティー 腸完全版 3》出演: 仲間由紀恵, 阿部寛というのをちらっと観ていたら、額に書かれた『兎おいしいかの山』を見て、書いた人間が『兎追いし』を『兎おいしい』と誤解したまま書いていたという事で謎解きがなされるというくだりがありました。
う~ん、これはかなり苦しい。
コメント
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