鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

後期高齢者の高所作業はシミュレーションを入念に

2024年12月17日 08時21分21秒 | アングル


最終的な枝下ろしは来春まで残して、中途半端でも仕方ないと諦めかけた。
昨日の朝の積雪を見ると、どかんとは積もっていなくて、ちらちらと小さな雪片が降るともなく降るのではいくら降り続いても高が知れている。
それも昼には止んで薄陽が差してきたので、これはもうやるしかないと決行した。
最後の伸び上がる主幹を切断するために、あらゆる方角から眺めシミュレーションを入念にやった。
重心のずれている側に楔形の切り込みを入れ、反対側から楔のちょっと上を水平に切り進んでいく。
自分の頭に倒れ込む可能性も考えて、しっかりヘルメットを被り、安全帯を幹に回した。
倒れ始めた時には垂直移動ができるようにもした。
幹が裂けて切り口が弾けないように切り込み角度や深さも見極めつつ慎重にやる。
結果、画像では分かりにくいが、地面に斜めに刺さっているのが朴の木の先端。
断面同士は、まるで磁石の同じ極が合わさっていたように未練なく離れていった。
下にある植木(カシグルミの幼木)を飛び越え、菜の花畑となる予定の菜3種の畝も傷つけず、思惑通りの場所に落とすことができた。
そうして下から見上げると、全くもって意図せず偶然に十字架の造形がトップに残った(仰ぎ見る角度と場所によってではあるけれど)。
ほぼ外仕事に思い残すことは無くなり、達成感の余韻の中で帰宅準備に掛かる。
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