昨夜深更下痢をした。連休前でもあり晩御飯時にめったにしない飲酒をした。昨年行った町内の慰安旅行では酒造会社の見学コースが組まれていて、そこでもらった一合のアルミ缶入り清酒が残っていたから味も落ちない内に飲んでしまおうと思ったのだ。酒を好きにならなかったから助かっているなぁと思う。もちろん経済的にだ。
酒はプンと鼻をつく糀のにおいが苦手だ。子どものころ母親がよく糀を買っていた。近所の人が行商のようなことをしていて、平べったい箱に畝状の糀が入っているのをザルの中にしゃもじでこそげ落としてくれるのだ。見ているとモコモコとして、いかにもカビだらけの米という感じでむせる。真っ白だけれど食品という気がしない。
一合の酒に酔ってしまいコタツでうたたねをして目が覚めたら零時を越えて翌日になっていた。世間が春一番の陽気で寝苦しく、コタツが熱いのでとびだしていた。うつうつと夢を見る悪い寝方だったから腹を冷やしたのか腹が痛くなった。でも正確には、今回もはっきりとした原因は不明の下痢。
そこそこの時間をトイレで過ごし、これでよしと思って風呂に入った。湯船に浸かっていると又腹が痛くなってきた。我慢しようと思った。親戚の児が赤ん坊の時、母親と湯船に浸かっていてプカリとウンコが浮いてきたという事件があったのを思いだしたりして、肛門に力を込めたりしていたのだがどうにも我慢ができなくなった。
洗い場で云々という程の急ではなかったので、バスタオルを肩に掛け、もう一枚のバスタオルを前から肩に掛けて砂漠をゆくガンマンの格好でトイレに駆け込む。なかなかに暖かくて具合がいい。そうか、短いマントのような形で上半身を覆っていれば、下半身が無用心であろうが寒さは感じないのか。
暫時の時を経て、むろん春一番の陽気のおかげでもあったろうが、全然身体が冷えることもなくクシャミの一つも出ずに事なきを得て浴室の人となった私は、毎度のことながら下痢終了後の腹の凹みに小さな達成感と、もう悪いものは腹にないという爽快感にひたった。腹に含むものはありません。もう明るい未来に向かって歩んでいくだけです。
トヨタのことを書き始めたのを続けなくてと思ったり、密約のことなども書きたくてうずうずしているのになかなかまとめられず、人と違う切り口なんかおいそれと探せるわけでもなく、悶々としているよりは全くの個人的なことでも書いて文章練習をするしかないので、いい歳をしてついこんなことを書いてしまいました。
酒はプンと鼻をつく糀のにおいが苦手だ。子どものころ母親がよく糀を買っていた。近所の人が行商のようなことをしていて、平べったい箱に畝状の糀が入っているのをザルの中にしゃもじでこそげ落としてくれるのだ。見ているとモコモコとして、いかにもカビだらけの米という感じでむせる。真っ白だけれど食品という気がしない。
一合の酒に酔ってしまいコタツでうたたねをして目が覚めたら零時を越えて翌日になっていた。世間が春一番の陽気で寝苦しく、コタツが熱いのでとびだしていた。うつうつと夢を見る悪い寝方だったから腹を冷やしたのか腹が痛くなった。でも正確には、今回もはっきりとした原因は不明の下痢。
そこそこの時間をトイレで過ごし、これでよしと思って風呂に入った。湯船に浸かっていると又腹が痛くなってきた。我慢しようと思った。親戚の児が赤ん坊の時、母親と湯船に浸かっていてプカリとウンコが浮いてきたという事件があったのを思いだしたりして、肛門に力を込めたりしていたのだがどうにも我慢ができなくなった。
洗い場で云々という程の急ではなかったので、バスタオルを肩に掛け、もう一枚のバスタオルを前から肩に掛けて砂漠をゆくガンマンの格好でトイレに駆け込む。なかなかに暖かくて具合がいい。そうか、短いマントのような形で上半身を覆っていれば、下半身が無用心であろうが寒さは感じないのか。
暫時の時を経て、むろん春一番の陽気のおかげでもあったろうが、全然身体が冷えることもなくクシャミの一つも出ずに事なきを得て浴室の人となった私は、毎度のことながら下痢終了後の腹の凹みに小さな達成感と、もう悪いものは腹にないという爽快感にひたった。腹に含むものはありません。もう明るい未来に向かって歩んでいくだけです。
トヨタのことを書き始めたのを続けなくてと思ったり、密約のことなども書きたくてうずうずしているのになかなかまとめられず、人と違う切り口なんかおいそれと探せるわけでもなく、悶々としているよりは全くの個人的なことでも書いて文章練習をするしかないので、いい歳をしてついこんなことを書いてしまいました。