鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

花鳥園で遊ぶ

2010年10月25日 12時54分21秒 | 随筆或いはエッセイ
団体旅行で花鳥園というところに行ってきた。色とりどりの花が高い天井からホール全体に垂れ下がって花の大瀑布という感じ。大柄のベゴニアが何十種類となく長いひな壇にかざってあり見事だ。南国性の睡蓮が一杯に咲いている広い池もあり、魚もたくさんいて入園者の与える100円で売られている餌に群がっていた。違うプールには色んな水鳥もいたり、人馴れさせためずらしい鳥も沢山いたりして気もそぞろになる。

画像はオニオオハシ。100円で餌を買い腕を伸ばすとすぐ飛んできてとまる。餌は瓜のような果実のスライスだ。このくちばしは重いだろうと思われたが、近くで観察すると薄いプラスチックのようなつくりで軽いようだ。くちばしの黄色いやつとはいえ、これだけくちばしが大きいと迫力がある。愛嬌のある目をしてるので恐いとまでは感じなかったが、このくちばしで攻撃されたらどんなだろう・・・耳なんかちょいともがれそうじゃないか。そんなことはあり得ないから、餌を売っているのだろうけれど。

けんかをしないように工夫された分け方で温室が仕切られ、あるいは棟違いになっている。これは極楽だなと想った。花と鳥と魚とがいる広い温室は、じっくりと楽しみたいのに1時間半ではあんまりだ。いつか開園から閉園までしっかり極楽を遊ぼうと決意したのであった。地獄に落ちるかも知れない日もあまり遠くないのかも知れないと思わないでもないような気もしたりしなかったりするのだからして。

コメント (6)
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