スピードスケート男子500mをテレビで観ている。今どこかの選手がスタート直後にバタバタとした感じになった途端つまずいて転んだ。絶望、憤懣、落胆、後悔などの表情をたたえて可哀想だ。
この競技で思いだすのは、何たって長野・オリンピックでの清水選手の滑りだ。もう16年前のことなのかと感慨深い。あの競技のために生まれたように見えるほど作り上げられた身体が見事だった。
筋肉の塊と化した躍動する極太ももと、振り上げる腕の先の大きい手と、誰よりも低く滑走する美しい姿の一瞬を撮ったカメラマンの名は知らないけれど、あの画像は忘れられない。
あのシーンの頃に母が亡くなったので印象深い。あの競技会場エムウェーブのほど近くで脳梗塞を発症し、少し離れた病院で寝たきりになっていた。次女の嫁ぎ先宅に引き取られ彼女に看取られての母の最期が、清水選手の金メダルとリンクしてしまっているのが、我らきょうだいである。
それはともかく、自信にあふれた長島選手に加藤選手頑張れ。思いだせないけれど、ほかの人たちも。
この競技で思いだすのは、何たって長野・オリンピックでの清水選手の滑りだ。もう16年前のことなのかと感慨深い。あの競技のために生まれたように見えるほど作り上げられた身体が見事だった。
筋肉の塊と化した躍動する極太ももと、振り上げる腕の先の大きい手と、誰よりも低く滑走する美しい姿の一瞬を撮ったカメラマンの名は知らないけれど、あの画像は忘れられない。
あのシーンの頃に母が亡くなったので印象深い。あの競技会場エムウェーブのほど近くで脳梗塞を発症し、少し離れた病院で寝たきりになっていた。次女の嫁ぎ先宅に引き取られ彼女に看取られての母の最期が、清水選手の金メダルとリンクしてしまっているのが、我らきょうだいである。
それはともかく、自信にあふれた長島選手に加藤選手頑張れ。思いだせないけれど、ほかの人たちも。