
この花が咲いているのを見つけると、もうすぐ春がやってくると実感する。
地べたに小さな青を見つけて春を感じる。
ところで名前の由来となった実の姿を、これがそうかとまじまじと観たことがない。
検索画像で見ると、なるほどと思うけれど、雌蕊は1本しかないのに双子のような実になるということか。
雄蕊はしっかりした姿で内向きに曲がっているのが2本見られる。
虫媒花でありながら虫の手助けはなくても、その雄蕊で自家受粉ができるそうだ。
明治時代に帰化したにすぎないのに、どこででも見られる繁殖をしたのは、そういう事情にも依るとのこと。
オオイヌノフグリは、こちらでもあちこちの陽だまりで開花しています。
春の訪れを知らせてくれる花のひとつですね。
小さな愛らしい花には似合わない名前だからと、
新しい名前「星の瞳」と呼びましょうというお話がありましたが
あまり広まっていきませんね。
なぜでしょう?そう思って調べてみたら、そもそも名付け親が植物学者の牧野富太郎博士だったのですね。
朝ドラで全国の老若男女に名を知られた博士...
やはり勝手に変更するのはよろしくないというような配慮でもあったのでしょうか...?
などと余計なことを思っています。
極小のお花なので、蕊の様子をはっきりくっきり観察できたのは初めてです。
どうもありがとうございました。
>「星の瞳」と言われても。... への返信
ところで、『イヌノフグリ』の画像を見ると、とっても愛らしくて、出会いたいものだと思うのですが、見当たりません。
『星の瞳』ですが、私は検索中に、『星の光』と言うこともあるとの記述を見つけました。
有名なインフルエンサーが連呼したら、そのようになっていくのでしょうか・・。
幼児性を残している蘊蓄好きの人が、わけ知り顔に述べたりするのも面白いし、愛嬌のある命名ですよね。
良いんじゃないかというのが、私の立場です。