鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

チャ(茶)とクチナシ(梔子)とヒイラギ(柊)

2025年01月10日 11時50分30秒 | 身の周りの植物






冬真っ盛りなので、裸になった落葉樹には目が行かず、今まではおとなしかった常緑樹に注目することになる。
昨日はきれいに刈られた茶畑のうねりに、見事さを感じて撮った。

公園にあるクチナシの花柄が落ちて萼(がく)だけがきれいな茜色に染まっているのに気づいた。
この中に実が生っているのだが、実は割れることがなくて、それで口無しとなったということらしい。

個人のお宅の道路際フェンスからはみ出してヒイラギの花が咲いていた。
この花はちまちまと塊になって花殻も混ざっているので美しくはないのだが、一輪だけの箇所があったので撮ってみた。
存在感のある雄蕊が2本あり、雌蕊は目立たない。
これも成熟時期をずらして自家受粉を避けるタイプなのかもしれない。

3つとも遠目に見れば、同じような常緑樹で、自由に伸びるままにしたら同じような雰囲気となる似たもの同士だと思った。
それなのに、チャノキはツバキ科ツバキ属、クチナシはアカネ科クチナシ属、ヒイラギはモクセイ科モクセイ属なのであった。
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