鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

姨捨S.A.にて朝焼けに遇う

2024年10月16日 14時33分00秒 | 旅行








眠気は我慢しない方針のもと、気ままな帰省旅となった、ほぼいつものことだけれど。
昼間は夏を引きずった陽気でも、朝晩は冷えるので厚手の毛布を持参した。
S.A.やP.A.や道の駅などで時々仮眠したり爆睡したりを繰り返す。
そうして姨捨S.A.にて朝焼けに遇うこととなったのは、ただの偶然。
東の空に朝焼けを観て、眼下に広がる長野盆地は善光寺平を見下ろした。
芭蕉の『俤や 姨ひとりなく 月の友』という句は、古今和歌集の和歌や古代伝承を全て踏まえた上での作品なので深く難解であるらしい。
「なく」は泣くであり無くであり亡くとも掛けてあるそうで、やはり私も亡き母の切なそうな表情を想い浮かべた。
それで今回は500km弱を20時間かけて生家に辿り着いたので、平均時速は25km/hということになる。
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2 コメント

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酒に酔って、記憶に残らない旅 (とんび)
2024-10-17 03:59:23
>sukebo さんへ
>善光寺... への返信

残念な旅をしてたんですね。

>ノミ虱馬の尿する枕元 
この句は信濃で詠んだ句ではない筈だけど・・・
と調べたら、やはり『奥の細道』でのものでした。
今回の姨捨の月を詠んだ句は『更科紀行』のものです。
返信する
善光寺 (sukebo)
2024-10-16 20:54:36
善光寺は市川のAPにサントリーの「リザーブ」を持ってきてくれた、天国の友人と、彼が好きだった、蕎麦を喰いに行きました。酔っていてほとんど記憶にありません。あの頃は「蕎麦」をわかりませんでした。
ソバは沖縄ではメリケン粉でした。

 ノミ虱馬の尿する枕元  
返信する

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