エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

温泉でリフレッシュ

2006-10-29 | 日々の生活
     《アキアカネ♀》

  今日は日曜日。孫の世話から解放され、妻と久しぶりに温泉へ行った。
 しばらく何もなく元気で過ごしていたが、先月炎症を起こし発熱。黄疸がひどく血中のビビルビン濃度が異常に高かった。体中が、特に掌、足の裏が我慢できないほど痒く、3週間ほど苦しんだ。その後、貧血やら多少体調に自信が無くなり、温泉を敬遠していたのだ。ようやく元に戻ったようなので、また温泉を楽しみたいと思っている。
 
 途中、近くの里山に秋を探した。
 ススキが秋の陽に輝き、いよいよ紅葉が始まっていた。ときどきキタテハやキチョウが飛び回っていた。キタテハは一瞬シータテハと思える切れ込みだった。キチョウはなかなか止まらない。ようやく止まったところをズームアップして撮影。ツマグロキチョウかを確認したかった。羽をつまんで、表を見たらやはりキチョウの秋型、前翅外縁の黒帯はほとんど無かった。
 アキアカネは葉の上で日向ぼっこだ。近づいても動かずに、多少傷んだ羽にはクモの糸が付いていた。切なく愛おしい気持ちが込み上げ、秋の深まりを感じた。
 
 温泉はやはりいい。何もかも忘れてのんびりリラックスできるのがいい。
すっかり痩せ細り、湯船の縁の平らな石に横になる。骨がもろに当たり痛い。なにしろ、今日現在、大病前の体重から17kg減である。
風呂上がりに、足のツボを機械で揉んでもらう。気分も身体も、家の風呂では味わえないリフレッシュができた。

《キチョウ秋型》