エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

満1才

2007-04-03 | 日々の生活
           《盆栽のイワカガミ》

  また明日と静かに過ぎし満一歳

 生まれ変り、新しい人生を誓ってから1年、今日は、あらたまって心に染みる誕生日だ。
新しい気持ちで庭の芽吹きをしみじみ眺めた。いつの間にか庭で増え続けたチオノドグサが青色のつぼみを続々出している。白い雪割草は満開、真っ赤な小さいつぼみがかわいい。キクザキイチゲ、エンゴサクが咲き始め、寄せ植えのコイワカガミも咲いている。 いつまで眺めても飽きない小さないのちとの語らいだ。

《咲き始めた山野草》
 
 雪割草                       エゾエンゴサク
      
キクザキイチゲ

 61年前の私の生誕に、両親の思いは如何ばかりであったろうか。また、子どもたちが生まれた日のことなどを断片的に思い返しながら寝床でまどろんでいた。
春眠暁を覚えずか、そう眠いわけではないが、春曇りの天候のせいか、あるいは昨日のタイヤ交換等久々に身体を動かしたためかもしれない、何か身体が動かない。情けない話だ。早起きはできるが、なかなか早寝ができない日常がいけないかもしれない。
 あれから4年目になる。選ばれて生を楽しんでいるが、幾分安堵感を戒めたいと思っている。1月からは消化器科に加え、内科へも通院となった。大病で失ったハードは大きく、これまで以上に健康に気を使わなければならない生活になってしまった。もう少し健康維持の努力をしなければと思う。
 今日のスペシャルデーを一つのけじめにしたいと思う。

元気出せいのちの芽吹く季節いま