透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

新緑の季節は抹茶でも

2009-04-25 | A あれこれ

「もうすっかり新緑の季節ですね。緑が輝いてますよ」
「そうだね。ボクが一番好きな季節」
「あのつくばいオシャレですね。竹じゃなくってステンレス、ですか」
「そうか、Kちゃんってお茶を習っているから、つくばいって知ってるんだ。そうだねステンレス管を使ってるね」

「つくばいくらい知ってますよ。本格的なお茶室ですね、お茶会もするんでしょうね」
「あそこがにじり口、たぶんあそこは貴人口。そのスカートだとにじって入るのは無理かな」
「スカートだと、無理です」
「今日はスタバでコーヒーでも、って思ってたけど、抹茶もいいね」


 開運堂松風庵にて

「でしょう?静かで。ところでSMAPの草君、逮捕されちゃいましたね」

「まあ、よく分からないけれどストレス溜まるんだろうね、有名人って。でもマスコミ、騒ぎすぎだと思うよ。もっと伝えるべきことが他にあるだろうに、ね」
「ですよね。もちろん社会的影響も少なくないとは思いますけど・・・」
「真夜中に公園で裸になって騒いだからといって、逮捕ってありかなって、保護という対応でよかったんじゃないかなと思うね。公然わいせつの疑いといったって、周りに人がいたのかな。銀座の真ん中なら事件だろうけど。ケータイで写真も撮られただろうし、それがネット上に流れたりして大騒ぎになったかもね」
「やだ」

「逮捕の妥当性や家宅捜索まで必要だったのかということについても検証するような記事が欲しい、と思うけど。どうもマスコミって通俗的な話題に流れるね。同じ酔っ払いなら、中川さんの例のもうろう会見をもっと厳しく追及して欲しかったよね」

「そうか、そうですよね。ところでU1さん、ブログを始めてどのくらいになるんですか」
「もう3年、早いね。ブログっておそらく1000万以上開設されていると思うけど、その中でライブなものというか定期的に更新されているのって300~400万くらいじゃないかな」
「でもすごく多いですよね」

「僕はgooブログだけど、120万くらいあるからね」
「gooブログだけで120万ですか、すごい数ですね」
「アクセス件数が上位1万以内になると順位が表示されるんだけど、この頃アクセス件数が増えて、時々順位が表示されるようになった」
「そうなんだ、すごいですね」
「そんなに読んでもらえるような内容じゃないと思うけど、頻繁に更新するとやはり増えるみたい」
「継続は力なりですね、やはり。私も時々読んでますけど、ちょっとこの頃写真に頼ってません?」

「そうなんだよ。10行の文章より1枚の写真ってところがあるね、確かに。もともときちんとした文章なんて書けないし・・・」
「そんなことないと思いますよ、それにブログの文章って少しくだけた、というかいいかげんなというか、あまりきちんと書かなくてもいいと思いますけど。写真もきれいだなって思います。でもやはり文章が読みたいんですよね。一体このカールおじさん、何を考えているんだろうって・・・ね」
「何?カールおじさん?」
「私、あのCM見るたびに、似てるなって思うんですよ」
「そうか、凹むな・・・」

このお店は私が紹介しましたから、今度は私をバーに連れてってください」
「スキーじゃなくてバーね」
「え、スキー? この間、ブログに書いてたバーです」
「Kちゃんに似合うかな、あのバー・・・」
「カールおじさんが大丈夫なら、私なんかバッチリじゃないですか」
「・・・」

 


アプローチの演出

2009-04-25 | A あれこれ

 信州といえばそば。田舎のごく普通の民家の座敷のようなところで野沢菜とともに供されるそばが美味い、という勝手なイメージが私にはありますが・・・。

 ここは木曽。主要道路沿いの駐車場からまずこのアプローチを進み、突当たりを右折。右側は板張りのスクリーン、この先どんなシーンが展開しているのか・・・、という興味。



 正面に片流れの屋根、黒い鋼板で仕上げた外壁の別荘のような雰囲気の建物が見えます。ウッドデッキを進んで正面をもう一度右折。



 更に進んで屋根の下へ。突当たりを左折するとようやく店の入口。アプローチをこれだけ長く取って演出されたら、そば屋という私のイメージからは遠く、別の食べ物のようなイメージを抱いてしまいます。で、少しくらい高くてもいいかなと。





店内は現代和風とでも評したらいいのか、上品で落ち着いたギャラリーのような空間。

 田舎で食べるそばの盛り方とは違う、器も違う・・・。


「ZCOBO 時香忘」