透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 石造の火の見櫓?

2010-06-23 | A 火の見櫓っておもしろい


― 火の見櫓ではない(太鼓櫓) 
大町市の竃(かまど)神社の前面道路脇にある火の見櫓ならぬ太鼓櫓 撮影日100623

 石造の火の見櫓は珍しい。ネットでこの火の見櫓のことを調べてみると、どうやら大正年間につくられた石造の櫓(?)を昭和35年に修復して火の見に転用したということのようだ。石の表面に刻まれた文字をきちんと読めばこの火の見櫓の由緒が分かるかもしれない。

裏側に梯子が取り付けられている。見張り台の下が1メートルちょっと鉄骨造なのは石造部分が低すぎたということか。デザイン的には石造の上に直接見張り台が載っていたらどっしりと貫禄がある火の見櫓になっただろう。もともとどんな目的で造られた石造物なのだろう・・・。灯籠?

この火の見櫓には前から気がついていたがいままで路上観察する機会がなかった。今日ようやく観察の機会を得た。晴れた日の午前中に改めて写真を撮らなくては。


 竈神社の太鼓櫓