■ 前稿に加えてこの写真を載せます。東京国立近代美術館工芸館です。「アール・デコ時代の工芸とデザイン」という展覧会を観てきました。
前稿では「先端のデザイン」に注目したのです。
①は浅草寺の五重塔の頂部、てっぺんの相輪です。
②は「乳金物」。 建築大辞典(彰国社)には**半球形の座金の先に短い円筒形の金物が付いている乳房に似ている金具。門扉の釘隠しに主として用いられる。(後略)**とあります。まさか本物のおっぱいの写真を載せるわけにはいきませんから。神様は人気スポットの先端をこのようにデザインしたんですね。
③は日本橋の灯具、やはり先端、さきっちょ、さきっぽに注目です。
先端のデザインには何か特別な思いが込められているような気がします。これからは先端のデザインにも注目です。
人は先端をどのようにデザインしているのだろう・・・。神様は先端をどのようにデザインしたのだろう・・・。
浅草から東京スカイツリーを望む。 100626