透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

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2010-06-27 | A あれこれ






■ 「透明タペストリー」を読んでいただいている皆さんに問題です。

あることに注目して昨日(26日)これらの写真を撮りました(撮影地はすべて東京)。一体どんなことに注目したのでしょう・・・。

答えは後ほど。


浅草寺仲見世通り

2010-06-27 | B 繰り返しの美学


 浅草寺の仲見世通りが「繰り返しの美学」であることには前から気がついていた。昨日(26日)の午前中に出かけた。

雷門から浅草寺(現在工事中)まで、仲見世通りはおよそ250メートルあるとのことだが、同じデザインで秩序づけられた通りは遠近感が強調され、通りの両側に軒を連ねているさまざまな店舗が縁日のような雰囲気を醸し出している。非日常的な空間は歩いていて楽しい。



通りの裏側は壁の色が統一されている。これはべんがら色、でいいのかな。表側とは全く表情が違うが、これも繰り返しの美学のパターンのひとつだ。私は裏側の表情の方が好きだ。

027 火の見櫓観察は続く・・・

2010-06-27 | A 火の見櫓っておもしろい


027 東京浅草

 昨日(26日)、所要があって東京した(「東京する」などという言葉はないが・・・)。午前中は浅草で路上観察。浅草寺近くの店の壁を飾っている「火の見櫓」。火の見櫓に注目していなければ、まず観察することのない飾りだ。

今朝、新宿発7時のあずさに乗車。高架化された国立駅を過ぎたあたりから火の見櫓がないかなと窓の外を見ていた。八王子駅の少し手前(豊田駅寄り)で火の見櫓を見つけた。東京にも火の見櫓がある!それも中央線のすぐ近くに。

山梨県内でも火の見櫓を何基も見た。山梨は長野と同様、火の見櫓の多い県だ。あずさが長野県に入って間もなく、青柳という駅の近くだと思うが、スタイルのよい火の見櫓を2基見た。

どちらも白い綿のシャツと、丈が長くて白いフレアースカートを身につけ、つば付きのやはり白い小さな帽子をかぶったスタイルのよい女性のような火の見櫓だった。オルセー美術館展で観たクロード・モネの「日傘の女性」に喩えてもよい。さわやかな印象だった。

さらに近くには4本の柱がそれぞれ垂直に伸びてそのまま大きな屋根を支えている、直方体の櫓の、いままで見たことのないデザインのものもあった。見張り台は2畳(1坪)くらいあるかもしれない。

いつか観察に出かけたい。まだまだ火の見櫓の観察は続く・・・。