新潟県上越市板倉の蔵:漆喰の白壁が周囲の緑によく映えて美しい。110709
美しい造形の蔵だ。プロポーションが実にいい。妻壁の開口部の上部の庇と両側の袖壁は雪や雨の吹き込みを防ぐためだろうが、この設えはこの地方独特のものなのかもしれない。屋根の雪割り棟は長野県の大町以北、白馬村や小谷村でも見ることができる。
上越市高田の蔵 110709
■ 上越市板倉区で見かけた蔵(前稿)と同様、雨や雪の吹き込みを防ぐために開口部周りを囲っている。この地方の守りの形。
■ 新潟県上越市まで「ゑしんの里記念館」と「小林古径邸」の見学に出かけます。
梅雨が明けていないので天気が気になりますが、日頃のおこないが良い!ので今日は大丈夫、傘はいらないでしょう。^^ 「ゑしんの里記念館」の近くに火の見櫓が立っていることが分かっています。見学ついでに火の見櫓も観察してきます。帰宅してから見学記を書こうと思います。
「ゑしんの里記念館」設計:池原義郎/恵心尼は親鸞の妻、晩年を記念館所在地の板倉で過ごした。
「小林古径邸」設計:吉田五十八/小林古径は上越市出身の日本画家