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火の見櫓のある風景 撮影120311
まだまだ冬、春は遠い。
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■ 松本市寿地区の他の火の見櫓でも見たが、梯子の下の部分を着脱式にしてある。簡単に登ることができないよう、安全上の配慮がなされている。
火の見櫓を構成する鋼材が錆びているものが少なくないが、この火の見櫓はきちんと錆止め塗装がしてある。鋼材が空気中の酸素に直接触れて酸化する、すなわち錆びるのだから、この現象を防ぐためには鋼材と酸素を接触させなければ良いわけで、塗装はそのためのものだ。
火の見櫓本来の機能を既になくしていても、きちんと手入れをしてあるものは見ていて気持ちがいい。 火の見櫓の状態にその地域のコミュニティーの健全性が現れるなどと言えば言いすぎだろうか・・・。