■ 前稿では何を考えたか論理的な文章を書きたいなどと書いた。昨日(5日)、タイトルを変えておいた。何も論文を書こうなどというわけではないのだ。無理をすることはない。書きたいことを書きたいように書く。それでいいではないか。小説を書いているとき、登場人物が勝手に動きだすと言う作家もいる。分かるような気がする。今まで通り、どこに行きつくのか分からないままブログを書く。この方が書いていて楽しい。
夕方久しぶりに駅前の丸善に出かけた。読みたい本というか、気になる本が何冊かある。
村上春樹の小説『1Q84』の文庫化。既にその内の2冊が刊行されて書棚に並んでいた。この小説、売れに売れた時は読んでいない。村上春樹の長編小説は一通り読んだ。この長編も読みたい。
『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンド/草思社文庫・上下 が今朝(5日)の新聞に紹介されていた。悠久の人類史の中で、何が民族の盛衰を左右したのか・・・。進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学などの研究成果を駆使して読み解く壮大な歴史書だという。2000年に発売されたハードカバー版が上下卷合わせて発行部数30万部にもなったと記事にある。文庫版も発売1ヵ月で上下合わせて25万部の大ヒットだとか。でもいままで知らなかった・・・。
『伊勢神宮と出雲大社』新谷尚紀/講談社選書メチエ 道祖神からいつの間にか日本神話の世界に入り込んで、こんな本にまで興味が及ぶようになった。
以前ブログに次のようなことを書いた。**手元の資料には道祖神は古代中国の思想―道教から発生したものだと書かれていて、わが国に伝わると神道や仏教、俗信と融合して民衆に次第に浸透して、厄除け、五穀豊穣、生産、安産を祈願する神と見立てて祀ったものだとある。**
道教って何だろう、どんな教えだろうと思っていた。それで書棚をあちこちのぞいて結局買い求めた本が『道教の世界』菊池章太/講談社選書メチエだった。カバーの裏面に**複雑怪奇な道教の世界の神髄を縦横無尽に解き明かす。**とある。
『古事記誕生 「日本像」の源流を探る』工藤隆/中公新書を読み終えたら読もう。でも他に数冊、読みかけの本もある。ゴールデンウィークは読書三昧か・・・。
結局何か書きたいのか分からない文章になってしまった。でもこれでいいのだ、ニャロメ。