春のフォトアルバム 撮影120429
春遅い鄙里、ようやく桜が満開になって火の見櫓とのツーショットが実現した。
■ このところ火の見櫓と桜のツーショットを続けたが今回は庚申塔を載せる。
山形村下竹田の火の見櫓の隣にこの庚申塔が祀られている。石塔の左側面に「文化九壬申夭十一月日」と彫り込んである。この年を調べて、西暦1812年、今からちょうど200年前だと分かった。この年の干支は確かに壬申。次の文字は「夭」、わかいという意味で夭折などと使われるが、この場合はどういう意味なんだろう・・・。
庚申塔は庚申の年に建てられることが多かったと聞くが、60年に1回しか巡ってこない。だからせめて申の年にしようと庚申講で話し合って決めたのかもしれない。申は12年に1回巡ってくる。
以前は道祖神しか興味がなかったが、庚申塔や馬頭観世音、二十三夜塔などにも注目するようになって、これらの石塔があちこちで目に入るようになった。火の見櫓と同じ場所に祀られていることも少なくない。他にも知らない石塔が何種類かある。それらについても調べてみたい。