透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

30 工房マルシェ 12月の市

2012-12-01 | C 名刺 今日の1枚



30 Tさん 

朝日村の森の馨-morinokaで12月1日に行われる「工房マルシェ12月の市」にTさんが参加することを先日知った。今日、出かけてきた。午前中、かなり激しく吹雪くあいにくの天気だったが、会場内は大勢の人たちでにぎわっていた。

Tさんは私の名刺に記載してある電話番号などは既に知っているから、名刺を渡す必要はないが、そこは話のタネにと1枚渡した。

これでちょうど30枚。やがて100枚目を誰かに渡すことになる。一体どんな人に・・・、楽しみ。


 


ブックレビュー 1211

2012-12-01 | A ブックレビュー

 
97、98年のダイアリーに貼ってある「読書記録」

■ 30年以上も前からダイアリーに仕事や生活の記録をつけていることを先日書いた。ブログを始める前は、読み終えた本を順番に書棚に並べていって3ヶ月ごとに写真を撮ってダイアリーに貼り、手書きの読書記録に替えていた。97年は服部真澄の『鷲の驕り』に始まり、藤沢周平の作品をよく読み、妹尾河童の『河童が覗いた仕事場』で終わっている。数えると96冊読んでいた。


  

さて、11月のブックレビュー。

この2冊しか読んでいない。まあ、娘の結婚式があったりして忙しかったからと自分に言い訳しておく。

『「大発見」の思考法』山中伸弥 益川敏英/文春新書  ノーベル賞を受賞したふたりの科学者の対談を収録している。先日、理系の大学で教鞭を取る友人にこの本を紹介した。是非学生に薦めて欲しいと思ったから。

**壮大で奥深い自然に対して、しっかりと目を見開き、耳を傾ける――。自然から教えていただくという謙虚な気持ちを、ずっと持ち続けて行きたいものですね。**(203頁) ふたりの対談は益川先生のこの発言で終わっている。心に留めて置きたい。

『日本の思想』丸山真男/岩波新書  1961年に刊行されたこの本は今なお論壇で取り上げられることがあるようだ。長く読み継がれているという意味で、名著と言っていいかもしれない。1980年に読んで以来32年ぶりの再読だった。ただし読んだのはⅣ章の「である」ことと「する」こと のみ。

奥付から丸山真男が長野県生まれだということを知った。そうだったのか、理屈っぽく議論好きと言われる信州人・・・。