467 長野市篠ノ井
■ 所用で長野へ。帰路、更埴ICまで一般道を走って火の見櫓を2基見つけた。
1基目。細身の櫓、カンガルーの袋のように櫓の外についた踊り場、上部のブレースにはターンバックルがないと観察して、これは東信地方の火の見櫓の特徴だと気が付く。
取り付けられていた銘板に「上田市 宮島工業株式會社」とあった。
脚元がゴミステーションになっていたが、これは切ない。
■ 2基目。 遠くに見えた火の見櫓。細い生活道路を通って到達した。4角形の櫓に4角形の屋根、円い見張り台という構成は1基目と同じ。踊り場の形が違う。幅広の鋼材の蕨手も1基目とは印象が違う。共に半鐘は屋根の中心吊り。
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脚元は正面のみアーチ部材を、他の構面はリング式ターンバックル付の丸鋼ブレースを用いた構造。