透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

ピグマリオン効果

2014-11-12 | A あれこれ

 朝のラジオ番組「鈴木杏樹のいってらっしゃい」を通勤途中の車で聞いています。今朝(12日)の放送の中で「ピグマリオン効果」という言葉が出てきました。

「ピグマリオン効果」って? 知らない言葉でした。

ネット検索してアメリカのロバート・ローゼンタールという教育心理学者が1964年に唱えた「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」という主張だと知りました。

適度な期待は人にやる気を起こさせるということでしょう。反対にあまり期待されないとやる気も起こらず、成果も期待できないということで、このことはゴーレム効果というそうです。期待度が結果というか成果にに影響するということなんですね。

松本山雅のゲームに関する新聞記事にはサポーターの声援が選手のやる気、頑張りを引き出したということが毎回書かれています。選手も同様のコメントをよくします。確かにサポーターが少なくて、声援もなければ選手のモチベーションは上がらないでしょう。

プロ野球では長嶋がファンの期待に応えようと、影でものすごく練習していたということはよく知られています。

仮にK君としておきますが、彼は小さいころから「おまえは頭がいい、勉強ができる」と家族から言われて育ち、高校受験では長野県内の進学校に見事合格し、大学受験では難関大学に現役合格したということを聞いています。

まさにこのようなことをピグマリオン効果と言うのでしょうね。 デビュー当時はそれ程美人とも思えなかった歌手がきれいになっていくのもピグマリオン効果?違うか・・・。


 


― 朝日村の火の見櫓

2014-11-12 | A 火の見櫓っておもしろい



 長野県朝日村は役場前の火の見櫓。朝日村には大小合わせて17基の火の見櫓があるが、これが1、2番目に高い火の見櫓。3角櫓に円形の屋根と見張り台は松本平によくある組み合せ。役場の前という立地や櫓が東京タワーのように末広がりなっていないことから建設年は古いと推察する。木造の役場庁舎は戦前の建設(確か昭和11年)で、長野県内では最も古い部類に入る。



見張り台の大きさと比べ、屋根が小さくてアンバランスな印象を受ける。半鐘には雨がかからないように、見張り台の消防団員が雨に濡れるのは仕方がないと考えたのだろう。

梯子が見張り台の床で止まらないで上に突き出ているが、これは上り下りしやすいように配慮した結果。


追記 191225 以前は道路の反対側に立っていたとのこと。