観察日 141102
明らかにヒヨドリとは違う野鳥が柿の実を啄ばんでいた。ヒヨドリよりひとまわり小さい鳥。名前が分からない。
ネット検索してみてマミチャジナイという似ている鳥を見つけたけど・・・。
安価なデジカメで、ピントも露出もカメラ任せ。となると、なかなか野鳥にピントが合わない。手前に柿の実があるとそれにピントが合って前ピンになってしまう。この写真は20枚くらい撮ったうちの1枚、このように体の側面を写すことができたのはよかった。
野鳥を撮るとなると一眼レフが欲しくなるし、三脚も必要だろう。でも、このくらいの写真が自宅の窓から撮れれば良しとしよう。発散人間故、興味の対象が広く、ひとつのことを深めることができない。
■ マミチャジナイについてネット検索してみた。夏季に中国北東部やロシア東部で繁殖し、冬季に東南アジアに渡って越冬するとのこと。
渡りの途中で遠回りして日本に立ち寄るわけだが、滞在期間が短く、観察機会はごく少ないとのこと。もしこの鳥がマミチャジナイであれば(ネット上の写真と見較べると極めて似ているので間違いないと思うが、野鳥に詳しい方に確認したい)かなりラッキーな出来事だったと言えるのでは。
ヒヨドリよりも小さく、動きも違っていたので気がついた。野鳥に関心を持たなければ全く見えてこない世界。
人はどのようなことに関心を持っているかで、明らかに異なる環境に囲まれていることに気がつく。野鳥に関心がなく、知識もなければ野鳥を識別することはできない。昆虫然り、野草然り・・・。自然から受け取る情報内容、情報密度の違い、これは大きい。
もう少し野鳥の世界に入りこんでもいいかな、とも思うが・・・。