町石(ちょういし)
■ 町石は五輪塔のような高さ約3メートルの石柱で、道しるべとして根本大塔を起点として九度町の慈尊院までの約24kmの道中に1町おきに180基、大塔から弘法大師御廟まで約4キロメートルの道中に36基、計216基の町石が設置されているとのことだ。
鎌倉時代にそれまでの木製の塔から石柱に変わったという。この町石を頼りに急な山道を登ったに違いない、石柱に刻まれた残りの町数を確認しながら・・・。
火の見櫓を見て宿坊・恵光院に戻る時に町石を撮った。町(ちょう)は距離の単位で1町は約109メートル。このことを旅行前に調べていれば火の見櫓の近くにある町石と宿坊近くの町石を見ればその間の距離が分かったのに・・・。
道路沿いの町屋 妻壁の窓の両側の袖壁(名称が分からない)の意匠に注目
入り口の両側に設置された折りたたみ式の床几、ばったり(と高野山で呼ぶかどうかは分からない)。
成福院の山門 屋根の棟端飾りはどうやら高野山に共通のデザインコード。鬼瓦のような飾りの上の板は雨除けが装飾化されたものだろう。
高野山は来年(2015年)開創1200年を迎える。
繰り返しの美学 大広間の食膳配置
朝食をいただいた。この写真をもって食レポに代える。