透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

991 富士川町鹿島の火の見櫓

2018-05-27 | A 火の見櫓っておもしろい


991 南巨摩郡富士川町鹿島 4脚4〇型 撮影日180526

 富士川の右岸を南下していると、左岸側に背の高い火の見櫓が見えた。橋を渡って近づいて、見た。



てっぺんを上にすうっと引き伸ばしたような屋根。この形も好い。



見張り台の床に注目 床材(平鋼)を放射状に設置している。床が円形だから、このような設置の仕方も好ましいが、あまり見ない。



脚部 なんとも簡素なつくり。


 


990 富士川町鰍沢の火の見櫓

2018-05-27 | A 火の見櫓っておもしろい


990 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢 4脚44型 撮影日180526

 中部横断自動車道で長野県と静岡県が結ばれるのはまだ何年も先のようだ。昨日(26日)は増穂ICから富士川沿いを国道52号で南下した。途中富士川町鰍沢でこの火の見櫓を見た。目指すは静岡だが、休憩を兼ねて観察した。



屋根の軒の4隅がかなり反っている。櫓は見張り台の上まで連続的に逓減していて、かなり細くなっている。



脚部 よくあるタイプだ。


 

 


― 火の見櫓巡り

2018-05-27 | A 火の見櫓っておもしろい

■ 火の見櫓の形を言葉で説明することは難しい。このことを以前(14年3月20日)出演したラジオ番組で実感した(FMまつもと「夕暮れ城下町」)。屋根の「反り」をどう説明したらよいだろう・・・。私はアサガオに喩えた。アサガオの花を下向きに手描きした時のカーブが建築用語の反りだ。「むくり」は反りとは反対のカーブ、これを確かスズランに喩えたと思う。番組は生放送だったから、屋根の反りとむくりについてはあらかじめどう説明するか考えていた。


1 静岡県榛原(はいばら)郡川根本町下長尾にて

スズランのようにむくっている屋根(写真1)は静岡県内の火の見櫓に見られることを前から知っていた。いつか見に行きたいと思っていたが意を決して昨日(26日)出かけてきた。 


2 国道362号 浜松市天竜区春野町

旅程概略: 自宅 → 長野自動車道 → 中央自動車道・双葉JCT → 中部横断自動車道・増穂IC → 国道52号 静岡県清水区 → 国道1号 島田市 → 国道473号 (大井川沿い) 川根本町 → 国道362号(すれ違い困難な山道 途中で引き返そうかと思った 写真2) → 東栄町 → 国道151号 豊根村(愛知県) 阿南町(長野県)下條村 飯田市 → 中央自動車道 → 長野自動車道 → 自宅

自宅発:午前3時半過ぎ 
自宅着:夜の8時半過ぎ

走行距離:574km
所要時間:17時間
以上の強行軍

次稿から火の見櫓巡りの記録を載せる。