透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

無為に過ごすな

2018-05-13 | A あれこれ

 今月3日(木)から11日(金)まで9日間アルコール摂取を控えた。

一昨年(2016年)の6月にアコール摂取の自主規制を始めた。それまでの何年間かほぼ毎晩摂取していた。ただし量は少なく、日本酒なら小さいグラスに1杯、缶ビール(350ml)なら1缶。自主規制し始めた頃は週休3日制だったが、その後週末の2日のみ摂取可とした。

今年の場合、今まで達成出来たのは14週、できなかったのは5週。正月あり、大型連休あり、しかも3日飲んだら✖という条件でこの成績は◎だと思う。

ダイアリーに仕事や生活のことを記録し始めたのは1985年のこと。以来30年以上も記録し続けている。で、アルコール摂取記録をつけ始めたのはいつのことだろう・・・、と思って過去のダイアリーを確認すると、2004年の7月26日からだった。3、4年くらい前からかな、と思っていたが、10年以上も前からだった。

別にストイックな生活をしようというわけではない。アルコールを摂取すると、読書はもちろん、テレビを見ることすら億劫になる。漫然と無為に過ごすことをできるだけ避けたい、との想いからだ。 もちろん肝臓を気づかってもいる。
これからの季節 がうまいけど。休日、昼間っからなんて最高ジャン。

だからこんなこと書いちゃっていいの?


 


988 松本市波田上島の火の見櫓

2018-05-13 | A 火の見櫓っておもしろい


988 松本市波田上島 3脚〇〇型(櫓内に納まっている踊り場は表記しない)撮影日080512

■ やや太目の櫓、という印象。見張り台の高さhは約9.3m、脚の間隔aは約2.4m。従ってh/a=3.875 b/aは0.5くらいか(bは見張り台の床面の柱間寸法)。 このふたつの値は櫓が太目であることを示している。



こちらからだと電柱が邪魔。



こちらからだと逆光、改めて午後出かけるか・・・。


屋根のてっぺん、避雷針に付けた飾りが印象的。



脚がこういう構成だとどうしても太くなる・・・。内側の斜材をこれ程傾けないで、両脚を間をあけて、アーチ部材で繋ぐというのが好ましい。



こちらが美脚


それがしさんの「火の見櫓をさがして」、長野県内の火の見櫓を網羅的に取り上げているブログでこの火の見櫓を知った。感謝。


「007は二度死ぬ」

2018-05-13 | E 週末には映画を観よう

週末の夜は映画を観よう

 007シリーズの第5作、日本が舞台の「007は二度死ぬ」を観た。この作品は昔テレビで観たと思う。公開は1967年、50年以上も前の映画だ。

丹波哲郎が日本の公安というのか、情報機関のボス役で出演しているが、ショーン・コネリーに負けぬ存在感があってなかなか良い。ボンドガールの浜美枝は若くて、チャーミング。彼女はあまり英語が得意でなくて、出演が決まってからひと悶着あったようだ。

火口湖の下に秘密基地があるという設定。ロケハンでヘリコプターを飛ばし、あちこち探しまわって九州の霧島連山新燃岳(*1)をみて、発想したという。噴火口の地下に巨大な秘密基地を造って噴火したら・・・、いやそんなことは考えない。007は荒唐無稽さが売りなんだから。

スペクターの手先、日本の財閥的な大企業の社長が基地からロケットを打ち上げる。ロケットはある時はアメリカの宇宙船、またある時はソ連の宇宙船を追尾、ワニのように大きく口を開けて宇宙船を飲みこんで(捕獲して)基地に戻ってくる。で、アメリカにはソ連の仕業、ソ連にはアメリカの仕業だと思わせ、戦争を引き起こさせて両国を壊滅させ、その後の世界支配を目論むスペクター。

007はやはり壮大なスケールが好い。

これを阻止するために奮闘するボンドと丹波哲郎が演じる田中だっけ(タイガーと呼ばれている)と浜美枝。

(国技館で大相撲観戦、神社で挙式、漁村で葬列に遭遇)するボンド。それから100人規模の忍者部隊が秘密基地に侵入、戦闘。彼らの訓練場は姫路城等々。日本をあまりよく分かっていない西洋人がつくった日本紹介映像がメインで、それを007に仕立て上げたという印象だ。

ラストはお決まりの、今回も洋上で。


 *1 5月14日午後2時45分ころ噴火し、噴煙が火口から4500mまで上がった。(0515追記)