■ 007シリーズ第19作「ワールド・イズ・ノット・イナフ」を観た。ピアース・ブロスナンが演ずるボンドを観るのは初めてだが、なかなか好い。
この作品、とんでもない悪人(だと僕は思う)をかわいいソフィー・マルソーが演じていることに尽きる。しかも彼女はボンドに殺されるという予想外の展開・・・。
彼女は複数あるヨーロッパへの石油の供給ルート(陸路、海路)を絶って(海路を絶つ?どうやって? 海峡を核汚染させるというとんでもない方法で)、石油王の父親が築きつつあったルートを引き継いで、独占しようという目論む。それを阻止すべく、ボンドがボインなボンドガールとともに身の危険を顧みず奮闘する。
この作品で新兵器発明おじいさんQが引退した。なかなか味のある演技をする俳優(デスモンド・リュウェリン)だった。