透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

松本市笹部の火の見櫓

2020-10-12 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)松本市笹部 3脚〇(まる)3型 撮影日2020.10.11

 一昨日(10日 土曜日)「火の見櫓のある風景 スケッチ展」に来てくれたI君から笹部に背の高い火の見櫓があると聞いた。I君から聞いたときは分からなかったが、これは既に見ていて、昨日は2回目(3回目ではないと思う)の観察となった。

集落内の道路がSカーブしているところにこの火の見櫓は立っている。梯子の桟の数(32)とピッチ(400)とから見張り台の高さは約13mと分かった。見張り台の床面から屋根下端までの高さは約2mと推測、屋根のてっぺんの高さは約16mとなる。確かに背の高い火の見櫓だ。





前回見た時はブレースの端部がこんなことになっていることに気がつかなかった。下側はブレース端部の孔にボルトを通して固定しているが、上側は溶接で簡単に固定している。大丈夫かな、と気になるが、何十年も立ち続けているのだから、まあ大丈夫だろう。



火の見櫓の横のこの建物は分団の詰所だろうか。壁は今ではあまり見かけることがなくなった押縁下見板張。