■ 今朝(24日)書店で年越し本を探した。
小説がいいな、と文庫のコーナーをじっくり見たが、読みたいと思う本が見つからなかった。で、新書のコーナーへ。新書も読みたいと思う本が見つからない・・・。ようやく『徳川家康の江戸プロジェクト』門井慶喜/祥伝社新書を読んでみようと、書棚から取り出した。
分厚い新書を2時間で読み終えることはできないが(*1)、集中すれば半日もあれば十分だ。この本もいつものカフェで小一時間読み、続きを家で読んだ。年越し本のつもりが読み終えてしまった。
利根川東遷、浅瀬の埋立、ふたつの上水道建設等々、江戸は人工都市だ。2020年のオリンピック開催に向けて人工都市の改変が進む。江戸に始まった人工都市の歴史は続く・・・。
これから類書『江戸の都市力』を再読する。この本が年越し本になるだろう・・・。来年は江戸に関する本を集中的に読んでみようかな。いや、限定しない方がいいか。
*1 新潮新書は2003年に刊行が始まった。ネットで調べると通勤の行き帰りの電車で読める新書というのがコンセプトだったようで、キャッチコピーは「現代を知りたい大人のために 700円で充実の2時間」、分厚いものはない。