透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「1 男はつらいよ」

2021-06-12 | E 週末には映画を観よう

 寅さんシリーズの記念すべき第1作「男はつらいよ」を観た。

家出してから20年ぶりに柴又に帰って来た寅さん。おいちゃんやおばちゃん、妹のさくらと涙の再会を果たす。早速さくらの見合いに同席、だが、寅さんの下品な振舞いで破談に。♪俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ という、この映画の主題歌の通り。 

その後、寅さんはとらやの裏手の共栄印刷(後の朝日印刷)で働く博とさくらの結婚に一役。ふたりはお互いに惹かれ合っていたのだから、結果オーライ。結婚式には博の両親も出席。宴席での父親の挨拶にはジーンときた。父親の挨拶の次、寅さんの挨拶というか振舞いも良かった。

再び旅に出た寅さんは奈良で御前様と娘の冬子に偶然会う。で、美人の冬子(光本幸子)に一目ぼれ。再び柴又に帰って来た寅さん、幼なじみの冬子をオートレースや焼き鳥屋に連れて行ったりと楽しい日々。「寅さんの寺通い」などと言われることに。ある日釣り道具を持って冬子を誘いに行き、冬子に婚約者がいることを知る寅さん。すっかりしょげてしまった寅さんは再び旅に出る。このシリーズのお決まりのパターンの始まり。


 



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