■ 穂高神社からの帰路、それほど大きくはないが、鎮守の杜が見えたので立ち寄ってみた。そこは安曇野市豊科成相の八坂神社。参道を途中で曲げているのは前面道路からの「引き」を取るための工夫か。
狛犬が守護する御祭神は下の写真の通り。
素盞鳴尊(すさのおのみこと)は天照大神の弟神。天岩戸神話のきっかけとなったトラブルを起こした神様だ。八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したのもこの神様。櫛稲田姫命は素盞鳴尊の奥さん。古事記にも登場するメジャーな神様を祀ってある神社だ。
さて、この神社の御祭神を守護する狛犬は皇紀2600年、昭和15年の生まれ。作者の成瀬大吉(*1)について調べてみて、戦後の岡崎を代表する石工だと分かった。
だが・・・、観ていてあまり感動しないのも事実。なんというか個性を感じないし、大味だ。注目することにした爪も表現されていない。獅子は爪を使って獲物を捕まえるのだから、きちんと表現して欲しい。
吽形の狛犬だから口を閉じているはずだが、笑うセールスマンの口に見えてしまう。
*1 明治27年生まれ、昭和51年没
古事記を再読して登場する神様について復習しなくては・・・。読み方が分からないし、どんな神様かも忘れている。
『古事記(上)』全訳注 次田真幸/講談社学術文庫
導かれるままに、たどりついた神社が川会神社でした。
海神の底綿津美が主神
また志賀海神社との深いご縁を感じた次第です。
詳細は 私のFBの記事を貼り付けますので
よろしければ閲覧ください。
ことができなくなりそうです。
すみません、FBの記事は閲覧できないんです。
ブログに書いていただければ・・・。