1404 諏訪郡富士見町境 屋根・見張り台付き火の見梯子 撮影日2022.12.04
■ 昨日(4日)はこの火の見梯子が見たくて出かけた。過日、茅野市のひのみくらぶ会員(*1)の藤田さんがSNSにこの火の見梯子を投稿していた。その写真を見て、現地に見に行きたいと思ったのだった。
簡易な火の見梯子は珍しくないが、屋根と見張り台が設置されたものとなると珍しい。人は(と一般化していいと思うけれど)珍しいものと美しいものに惹かれる。趣味はこのふたつによって動機付けられているのではないか。
2本の鋼管の柱、間隔は90cm、梯子桟の間隔(ピッチ)は40cmだった。この火の見梯子、左側と手前に傾いている。塊状のコンクリート基礎が不同沈下したのだろう。
藤田さんはこの火の見櫓(一般的な呼称として)について**くるくる回りそうでカワイイ。**とコメントしている。確かに。見張り台の床は直線材で構成されていることが多いが、これは円形・円弧状にした鋼材を使っている。このことがくるくる回りそうという印象をより強くしているように思う。
屋根裏面を見る。円錐形の屋根面の補強材と屋根を鋼管柱に接合する部材の形状が実に美しい。 つるりんちょな半鐘を吊るす横架材の上向きのカーブ、最高!
*1 #ひのみくらぶ をつけてSNS(インスタグラム)に火の見櫓の写真を投稿していただいた方です。くらぶの会員になる条件は他に何もありません。ネット上のくらぶですが、オフ会ができればいいなと思っています。