透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

髪結い伊三次捕物余話 「紫紺のつばめ」

2016-02-27 | A 読書日記



 「黒部ダムカレー」全20店舗をクリアして、今度は宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話シリーズを全作品を読むことにする。カレーと時代小説とは全く関係ないが・・・。

文藝春秋のウェブサイトをみると、このシリーズは単行本と文庫本合わせて21冊発刊されている。とりあえず、文庫になっている作品を読もう。

ところで宇江佐真理というペンネームだが、『無事、これ名馬』新潮文庫の磯貝勝太郎氏の解説によると宇江佐はWeather(天気)から、真理はキューリー夫人の「真理を追究しなさい」という言葉から採っているそうだ。気まぐれな女性が真理の追究をするという意味なんだとか。わたしは「うえさ」だと思っていた。

「幻の声」のカバーには主人公伊三次とお文(おふみかと思っていたが、おぶん)の後姿が描かれている。「紫紺のつばめ」にはお文さんだけ大きく描かれていて顔も分かる。伊三次とよく似た顔だ。

恋仲のふたりはいずれ結ばれるのだろうが、それは何巻目のことだろうか。今年の春はこのシリーズを集中的に読むか。

どうもせっかちで・・・。


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。