■ 信濃毎日新聞の第1面のコラム「斜面」、昨日(22日)は上高地の散策で見つけたという花のことが書かれていた。エゾムラサキやミヤマカラマツ、イワカガミなどの紹介。河童橋から明神までの散策で最も多かったのはラショウモンカズラだったとのこと。この花について、次のように紹介されていた。
**青紫色の筒状の花は3~5㌢。花びらが唇に見える。上の花びらには雄しべと雌しべが隠れている◆下唇側の花びらは白地に紫色の斑点がある。蜜を吸いに飛来するトラマルハナバチには目印のあるヘリポートか。** ここを読んで、やはり花ってヘリポートだよねぇ、と思った。先日、信州スカイパークで花を観て、「花は昆虫用のヘリポート」と書いた(過去ログ)。同じように思う人っているんだなぁ。なんだかうれしくなった。
ラショウモンカズラってどんな花? 画像検索して確認した。なるほど、こういう花か・・・。
**トラマルハナバチは体がぴったり収まるサイズの花を選ぶそうだ。隙間がないほうが無駄がなく効率的なのだろうか** とコラムにある。「共進化」という言葉を同コラムで知った。
ここで余談。5つの段落から成るコラム「斜面」。各段落の文字数は毎日きっちり同じ。従って、段落の間に入る◆の位置は毎日変わらない。以前、信濃毎日新聞の論説委員の方の講演でこのことを知った。取り上げた昨日のコラムではセンチではなく㌢と1文字表記している。もしかして文字数合わせ? それとも新聞ではいつもの表記?
撮影日2018.08.25 高校の同級生と河童橋から明神めざして歩く。途中、花を愛でることはなかった。