■ 昨年４月に始まったＮＨＫの音楽番組「ＳＯＮＧＳ」。初回の出演者は竹内まりやでした。１周年記念スペシャルに再度竹内まりやが出演しました。
竹内まりやは初回と同様に吉村順三設計の八ヶ岳高原音楽堂で歌いました。６角形を基本形としてその組み合わせでプランニングされているこの音楽堂は確かＲＣ造と木造の混構造。一度訪れたことがあります。それが何年前のことなのかもう定かではありませんが、豊かな自然に溶け込んだその姿の美しかったことは今でも覚えています。ここは２５０名収容の小ホール、時々コンサートが開催されています。一度演奏を聴きたいものです。
新曲「うれしくて さみしい日」のミュージックビデオの撮影がマリオ・ベリーニ設計のリゾナーレ小淵沢で行われたそうで、番組ではその模様も紹介されました。このリゾート施設にもオープンして間もないころ出かけました。新緑の季節にでも泊まってみたいものです。
番組では２０００年の日本武道館（設計は山田守でしたっけ）でのライブの映像も公開されました。
竹内まりや独特のメロディーラインが好きです。彼女は歌唱力もある。昔レコードをよく聴きました。彼女がデビューして早や３０年！ こちらも歳をとるわけです。
■ ３月に読んだ本７冊。小説は川上未映子『乳と卵』のみ。あ、文庫本が１冊も無い。４月はこの小説からスタート。ベトナムのホテルで２０年ぶりに偶然にも運命的な再会をしたふたり・・・。
■工事現場に掲げられていた完成予想図を撮った写真の余分な部分を切り取りました（左）。
■ 札幌ドームのユニークな形は「箕」をモデルにした、と設計者の原広司さんは明かしています。なるほど確かに札幌ドームは箕を伏せた形です。
モード学園コクーンタワー、先週末東京した際まずこのユニークな形の超高層ビルを見にいきました。この形を設計者は何をヒントにしてデザインしたのでしょうか・・・。コクーンという名前が示すように繭をモデルにしたのかも知れません、あるいはラグビーボール？
同日の夜、少し飲みながら食事でも、と友人と入った都内某所のマレーシア料理の店。天井から吊り下げられているこの照明器具、コクーンタワーと形やフレームが似ていると思いませんか？
♪もしかして、もしかして・・・。コクーンタワーは丹下さんの事務所の設計ですが、担当者がどんな形にしようかなとあれこれ考えている時偶々この店に入って「ン、コレダ！」と思ったのかも知れません・・・。ま、そんなことはないでしょうが。このような形が出現すると今後の超高層ビルのデザインに影響を与えるでしょう。既に海外では奇を衒ったとしか思えないような「アリエナ～イ形」の超高層がいくつも出来ているようで、建築雑誌で紹介されています。
ところでこのコクーンタワー、北京オリンピックのメイン会場の「鳥の巣」をグーンと伸ばしたような形にも見えません？