透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 立科町蟹窪の火の見櫓

2019-04-21 | A 火の見櫓っておもしろい


(再) 立科町蟹窪 4脚4〇型 撮影日190421

今朝、立科町の火の見櫓を再訪した。朝早く出かけるのは全く苦にならない。この火の見櫓には6時前に着いた。







梯子桟が山形鋼だが、手で掴みにくいと思う。強く握るを痛い。



梯子の下端を接地させていなかったが、登り降りしにくかったとみえて、こんな対応をしてあった。


 


北杜市須玉町のマンホール蓋

2019-04-20 | B 地面の蓋っておもしろい


北杜市須玉町 撮影日190413



 動物がかわいらしく描かれている。調べてみると、町の鳥のヤマセミと獣のオコジョだ。それから町の花のサツキ、町の木のシラカバ。背景には日本百名山の瑞牆山(みずがきやま)。

蓋の下に「すたま」とある。私はいままで「すだま」だと思っていた。濁らないんだ・・・。



 


1160 北杜市白州町の火の見櫓

2019-04-18 | A 火の見櫓っておもしろい

■ 北杜市火の見櫓巡り、今月13日は18基観たが、これが最後の1基。

前稿の火の見櫓を観た後、国道20号(甲州街道)を北上する。小淵沢ICで中央自動車道に乗るつもりだった。

途中、道の駅はくしゅうで小休止。この火の見櫓に気がついた。以前もこの道の駅で休んだことがあるが、その時は気がつかなかった。この日のセンサーは感度良好だった。


1160 北杜市白州町白須 4脚44型 撮影日190418 

柱脚から上方へ徐々に逓減させた一般的な形にはしないで、なぜこのような形にしたのか、理由は分からない。柱の折れ点(数学的に言えば微分できない折れ点)は構造上弱点になるのに・・・。例えば茅野市金沢の火の見櫓のように道路をまたがせる、というような理由があれば、分かるのだが。



櫓の上半分はよくある形だが・・・。



下半分はこんなことになっている。構面の前後と左右で構成が違う。なぜ?

美しい火の見櫓に魅せられ、珍しい火の見櫓に惹かれる。




茅野市金沢の道路またぎ櫓


 


1159 北杜市武川町の火の見櫓

2019-04-18 | A 火の見櫓っておもしろい


1159 北杜市武川町三吹 4脚44型 撮影日190413

桜花爛漫





よく見かける火の見櫓とは姿が違うことにすぐ気がついた。交叉ブレースに丸鋼ではなく、山形鋼が使われていてリングも無い。櫓は男性的、この立ち姿を女性に見立てることはできない。





見張り台の印象も一般的な火の見櫓とは違う。消火ホースを掛ける金物もしっかりしていそう。見張り台の手すりに飾りは無く、機能に徹したという感じ。踊り場然り。使われているボルトの軸が長い。

1mくらい高い道路からブリッジを架けている。梯子の向きからして、このブリッジは後付けだと思われる。一刻も早く見張り台に登ることができるように、という配慮だろう。



 


1156 北杜市須玉町大蔵の火の見櫓

2019-04-16 | A 火の見櫓っておもしろい


1156 北杜市須玉町大蔵 4脚4〇型 撮影日190413

■ 火の見櫓観察 基本は火の見櫓のある風景を観賞すること。富士山然り。富士山を分析的に観る人は限定的だろう。 

これは好きな構図だ。生活道路が奥行き方向に伸び、両側に民家が建ち並ぶ。そこに火の見櫓がすくっと立っている。このような様子をどう表現したら良いだろう。桶を束ねる「たが」のように火の見櫓が風景を束ねているとでも言えば良いか。いい風景だな、と思う。



火の見櫓に近づくにつれて風景を成す要素が少なくなっていく。火の見櫓の下あたりで派手な色の服を着た子どもが遊んでいたら、絵になるんだけど。

火の見櫓のなだらかな末広がりのカーブが美しい。



道をさらに進んで反対側から観る。①の写真は桜の木のあたりから撮った。



近づいて見張り台と屋根を観る。4本の柱と4角形の屋根はうまく納まる。屋根下地を細かく入れている。手すりの飾りの繊細な意匠がなかなか好い。



脚の付け根にアーチ部材を入れている火の見櫓をまだ見ていない。