(再)立科町山部平林 4脚4〇型 消防倉庫屋上 撮影日190421
(再) 立科町蟹窪 4脚4〇型 撮影日190421
今朝、立科町の火の見櫓を再訪した。朝早く出かけるのは全く苦にならない。この火の見櫓には6時前に着いた。
梯子桟が山形鋼だが、手で掴みにくいと思う。強く握るを痛い。
梯子の下端を接地させていなかったが、登り降りしにくかったとみえて、こんな対応をしてあった。
1161 上田市東内 国道254号沿い 4脚4〇型 撮影日190421 朝5時15分頃 まだ日の出前で薄暗い
やや細身の櫓 直線的逓減 上半分のブレースにリング無し、下半分のブレースにリング有り。
撮影日190421
毎年桜の季節になると気になる火の見櫓が何基かある。
松本市波田の国道158号沿いの火の見櫓と下赤松集落センターの敷地に立っている火の見を見てきた。
北杜市須玉町 撮影日190413
◎ 動物がかわいらしく描かれている。調べてみると、町の鳥のヤマセミと獣のオコジョだ。それから町の花のサツキ、町の木のシラカバ。背景には日本百名山の瑞牆山(みずがきやま)。
蓋の下に「すたま」とある。私はいままで「すだま」だと思っていた。濁らないんだ・・・。
北杜市大泉町のマンホール蓋 撮影日190413
◎ 火の見櫓を背景にマンホール蓋を撮る。このような条件を付加してニッチな世界に入り込んだ。
中央の鳥はセキレイ。他に松とツツジ。ツツジの図柄は左右対称になっている。
■ 北杜市火の見櫓巡り、今月13日は18基観たが、これが最後の1基。
前稿の火の見櫓を観た後、国道20号(甲州街道)を北上する。小淵沢ICで中央自動車道に乗るつもりだった。
途中、道の駅はくしゅうで小休止。この火の見櫓に気がついた。以前もこの道の駅で休んだことがあるが、その時は気がつかなかった。この日のセンサーは感度良好だった。
1160 北杜市白州町白須 4脚44型 撮影日190418
柱脚から上方へ徐々に逓減させた一般的な形にはしないで、なぜこのような形にしたのか、理由は分からない。柱の折れ点(数学的に言えば微分できない折れ点)は構造上弱点になるのに・・・。例えば茅野市金沢の火の見櫓のように道路をまたがせる、というような理由があれば、分かるのだが。
櫓の上半分はよくある形だが・・・。
下半分はこんなことになっている。構面の前後と左右で構成が違う。なぜ?
美しい火の見櫓に魅せられ、珍しい火の見櫓に惹かれる。
茅野市金沢の道路またぎ櫓
1159 北杜市武川町三吹 4脚44型 撮影日190413
桜花爛漫
よく見かける火の見櫓とは姿が違うことにすぐ気がついた。交叉ブレースに丸鋼ではなく、山形鋼が使われていてリングも無い。櫓は男性的、この立ち姿を女性に見立てることはできない。
見張り台の印象も一般的な火の見櫓とは違う。消火ホースを掛ける金物もしっかりしていそう。見張り台の手すりに飾りは無く、機能に徹したという感じ。踊り場然り。使われているボルトの軸が長い。
1mくらい高い道路からブリッジを架けている。梯子の向きからして、このブリッジは後付けだと思われる。一刻も早く見張り台に登ることができるように、という配慮だろう。
①
1156 北杜市須玉町大蔵 4脚4〇型 撮影日190413
■ 火の見櫓観察 基本は火の見櫓のある風景を観賞すること。富士山然り。富士山を分析的に観る人は限定的だろう。
これは好きな構図だ。生活道路が奥行き方向に伸び、両側に民家が建ち並ぶ。そこに火の見櫓がすくっと立っている。このような様子をどう表現したら良いだろう。桶を束ねる「たが」のように火の見櫓が風景を束ねているとでも言えば良いか。いい風景だな、と思う。
②
火の見櫓に近づくにつれて風景を成す要素が少なくなっていく。火の見櫓の下あたりで派手な色の服を着た子どもが遊んでいたら、絵になるんだけど。
火の見櫓のなだらかな末広がりのカーブが美しい。
③
道をさらに進んで反対側から観る。①の写真は桜の木のあたりから撮った。
近づいて見張り台と屋根を観る。4本の柱と4角形の屋根はうまく納まる。屋根下地を細かく入れている。手すりの飾りの繊細な意匠がなかなか好い。
脚の付け根にアーチ部材を入れている火の見櫓をまだ見ていない。